プリンセスコミックス 薔薇王の葬列 王妃と薔薇の騎士 〈３〉

菅野文

秋田書店（2023/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 18cm
• 商品コード 9784253275521
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

世継ぎを生すために努力するマーガレット。だが、当のヘンリーはグロスターの支配により、マーガレットと床を共にする意思は持ち合わせていなかった。グロスターが生きている限り、イングランドの未来に光はない。そう確信したマーガレットの怒りはおさまらず……!?
「薔薇王の葬列」キャラクターの過去エピソードを描く「白いの外伝Ⅴ」「白いの外伝Ⅵ」も特別収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[aisu]

最後は私の最初から大好きだったリチャードパパが表紙！！ヘンリー6世(は精神的に不安定で伏せっているので)その妻マーガレットと袂を分つ。それぞれ、白薔薇、赤薔薇に誓い、薔薇戦争勃発。ここで1巻と繋がる。マーガレットがリチャードパパ(ヨーク公)を目の敵にして何かとアクティブな理由がわかる。最後は「白いの」の短編が少し切なくうまく纏まった。

2023/11/17

[ton]

Kindle本。マーガレット様の覚悟と激情の物語、終幕。秘めた愛、心の拠り所があるからこその強さ。これを以て、本編薔薇王の葬列を再読すれば彼女への印象の変化によって読み応えアップ間違いなしだけれども、辛すぎて手が伸びない…。しかしヘンリーのウザさだけは変化なし。

2023/11/29

[ミキ]

なるほどこれで薔薇戦争になるのですね。 昨今の世界史マンガのおかげてめちゃくちゃ興味が湧きました。

2024/02/16

[るぅ]

本編は白薔薇だけどこの外伝は赤薔薇サイド。どんな争いも戦争も双方それぞれの正義がある。若きマーガレットのこの物語を読んだ後に本編を再読したらまた印象が変わるんだろうな。終始緊迫したシーンだったから、巻末の白いのとケイツビーに切なくもほっこり。

2023/12/30

[arianrhod]

ヨーク公(リチャード三世パパ)麗しい表紙。イギリスとフランスは永遠の犬猿の仲。近かすぎると仲良くなれない不思議なな法則。

2023/11/27