プリンセスコミックス 陰陽師・安倍晴明 〈８〉

結城光流/川端新

秋田書店（2024/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 160p／高さ 19cm
• 商品コード 9784253273886
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

新章開幕！人と妖との間に生まれ、類い稀なる力を持つ陰陽師・安倍晴明。
ある夜、自宅前で行き倒れていたのは「黒光りする大刀を持つ少年」だった。その少年は「鵺が追ってくる」とうわごとを繰り返し…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[空のかなた]

晴明の幼少期の記憶が呼び起こされる。「おそろしい、鵺の鳴く夜は。おもてに出てはいけない。大切なものが消えるから。」と、息子の名前を呼ばす、童子、と呼びかける父上を夢に見てしまうのは深い先祖の因縁がもたらすのか。晴明に助けを求めて山から都まで降りてきた少年の巧馬も、うなされながら、しきりに「父上、ごめんなさい。」「どうして父上は俺のことだけ誉めてくれない、どうしたら認めてもらえるんだろう」と、怒りと悲しみを内に抱える。晴明はそこに自分を見ているのかもしれない。妖を封じるくろがねの剣が鍵になる物語の始まり。

2024/06/01

[sion]

鵺がなくといなくなる…。また巻き込まれてしまった。

2024/03/25

[青夏]

鵺編突入の8巻。 晴明の元にやって来た少年をきっかけに、新たな怪異に巻き込まれていく晴明達。 鬼気迫る描写が良く描かれていて良かったです。 原作をしばらく読んでないので読みたくなりました。

2024/04/01