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出版社内容情報
海の映画が映画祭のグランプリに選ばれ、その結果にショックを受けるうみ子。さらに海の映画がカナダで上映されることになり、うみ子もカナダへ誘われたが……!?
「このマンガがすごい!2023」オンナ編6位、「マンガ大賞2022」9位、手塚治虫文化賞マンガ大賞ノミネート、NHKほかTVなどでも紹介された超話題作の最新刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
39
ひとつの映画から、波は広がる。流されてるだけと言いながらもうみ子さんも立派に行動力あるんだよ・・・。友達メインの番外編含めて行動や、我慢について考えさせられる。良かったようみ子さんと言いたいのに間髪入れずに試練与えるのやめてー(今度はそれ?次巻まで待つの拷問!)!2025/04/27
たまきら
37
今回も素晴らしかった。ワタシ19日に53歳になりました。なんだかついこの間まで美大生だった気がするし、数週間前にバックパック背負ってインドやらあちこちの旅行から帰国した気もするんですが、そう、気づけば時がサクサク私たちの命を削っていきます。夫と「やりたいことはやらないとだめだね」と慰め合って…って、何が言いたいかと言うとほんと、人生って短いということ。若さってすごいエネルギーで、その波の力に圧倒されますが、うみ子さん、経験という名の静かな大海のパワーもなかなかよ。次回作、楽しみです。2024/12/26
ミキ
29
やっと海子さんのグチグチが終わった感じ?2024/11/15
毎日が日曜日
27
★★★★2024/11/17
ぐうぐう
22
グランプリを受賞した海の作品を観て、うみ子は海と距離を取ってしまう。そこにはいろんな感情が渦巻いている。嫉妬や劣等感は、うみ子が真剣に、そして本気で映画監督として向き合おうとしていることに証だ。また、うみ子の場合、年齢から来る焦りもある。「そして少しずつ時間の取り置きはできないと思い知る」しかしその境地は、今しかできないことは今する、という決意へと繋がっていくのだ。「「いつか」いつかは来ないこともある だから今 この波に流されてみようと そう決めた」2024/11/16