- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少女(中高生・一般)
- > 秋田書店 ボニータC
出版社内容情報
対金戦争の英雄・トルイが没し、直接の仇だった人物の突然の死に動揺するファーティマ。歪なまま保たれていた帝国の勢力図が一変する。一方、急接近中の帝国第一皇后・ボラクチンから「知恵を存分に使って共にこれからの帝国を作ろう」とスカウトされ一瞬揺らぐファーティマだが、状況に違和感を覚え、大カアンに毒を盛った容疑で連行されたドレゲネを救出するため走りだす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
34
「天幕のジャードゥーガル」第四巻。二代目のオゴタイ・カアン、視野が広くて統治能力はあるんでしょうが、ファーテマとドレゲネが本当の意味で幸せになるなんてこと、有り得ないと思います。そんな賭けを持ちかけるってどうなのかしら?モンゴル帝国が他民族を征服したことによって、交易はスムーズになったんでしょうが(真珠のエピソードが印象的‼️)征服された側はそんなこと関係ないよね。そしてそして大カトゥンの不気味なこと、次巻が楽しみです。2024/11/11
aisu
33
チンギス・カンには4人息子がいて、それぞれにお妃、三男は6人…。可愛い絵柄だが、息子達それぞれの子供がもう結婚年齢で…するとかしないとか。挫折しそうだが何とか楽しめたのは、お話がわかりやすくされているのと(それでもややこしい)、絵柄のおかげ(故4男の奥さんはωの口の人…とか^^;)。ファーティマとドレゲネはこの先どうするのかとか、最後にピンチのあの人はどうなるのとか、早くも次巻が待ち遠しい(まあ、このマンガ、オンライン連載は最新話が無料で読めるのですが…オンラインはつい解禁日を忘れてしまう)2024/08/16
Koichiro Minematsu
30
共闘する二人は魔女になる2024/09/14
りー
29
オゴタイの正妃ボラクチンが非常に恐ろしい存在。トルイの死の真相が明かされて、ぞぞーっとした。なんとなく頼りなく見えていたオゴタイは意外に名君なんじゃないか?という発言多し。また勢力図が変わって、よく分からなくなってきた。2024/08/17
るぴん
20
鉱石をすり潰して薬を作り、自分の身体で試すボラクチン…猫猫とやってること同じだわ。優し気な顔をしているけど、微笑みの下に野望を隠しているオゴタイ。「君が幸せになったら僕の勝ち」なんてシタラに言ってたけど、いくら物質的に豊かになったって、大切なものを奪われたという憎しみがある限り、シタラが負けることはないのでは。他国や他民族を侵略し、あらゆるものを略奪してきた上に成り立つモンゴル帝国の危うさよ。アルグンがやろうとしていることは、シタラにどんな影響を及ぼすのか?2024/08/23