ヤングチャンピオン烈コミックス ｔｒａｓｈ． 〈１１〉

Ｄ．Ｐ/山本賢治

秋田書店（2017/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 207p／高さ 19cm
• 商品コード 9784253255349
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[￡‥±±]

今より少し悪くなっている人体改造や人身売買が蔓延る世界を舞台に脛と心に瑕を持つ美少女殺し屋コンビが血肉臓物爆ぜる殺伐をキャンディ・ポップな絵柄で嬉々として描いた本作。 　見切りの早い掲載誌（ヤングチャンピオン烈）にしては良く最後まで描かせたと思わせる屍累々の殺伐としながらも充分納得のいくラスト。 　悲しき殿を務めざるを得なかったキャラは果たして?

2017/12/20

[さみだれ]

これはいい意味で裏切られたラストでした。敵も味方も関係なくばったばったと死んでいく潔さ。ブロンコがやられて激昂するヘルモスキートがなんか一番人間らしくて好きでしたね。彼はなんとなく生き残るかと思ったんですけどね...。殺し屋の、裏の世界なので生易しさなど微塵も無い因果応報がいかにもtrash.らしくて良かったと思います。

2018/01/02

[Ex libris 毒餃子]

主要登場人物がみんな死ぬという『なるたる』的ラストは素晴らしいと思います。でも、ブロンコちゃんが死んだのは悲しい。

2017/12/22

[ジャッカル佐崎]

怒涛の展開に加え、語るべきことはすべて語ったうえでの、これまでの各話と同じようなあっさりとした結末。最終巻っぽくはないんですが、悪人も善人もあっけなく死んで肉塊と化していく殺戮大行進な本作、メインキャラクターであろうと特別扱いはされないわけで…。鮮烈な生きざまと死にざま、心に焼き付けましょう。

2017/12/19

[きのと]

打ち切りってわけでもないんだろうけど色んな意味でそんな終わり方？まあこういうのもいいかたまには

2020/09/11