感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
13
蝦蟇法師の操る巨蝦蟇に、黒童子操る亡霊列団との対決と、ド派手な展開が続きます。特に黒童子は金目教に従わない村人を惨殺後、屍を操り人を襲うという厄介なものです。竹中半兵衛が影の一族の元祖と対面。金目教のボス・幻妖斎との 関係もですが、別次元から来たなど、明かされたものは、おっ!?となるものが多く、さらに終盤に赤影たちが終盤乗り込む金目教本陣にして、影の一族の故郷の名前は何と「罵邊屡(ばべる)」。元祖の出自にバベルの塔・・・完全に「バビル二世」です。 2018/10/05
海猫
9
もう見せ場連打で最後の方など同じ横山光輝作品のアレを持ってくるか!などサービス満点ではあるのだがいまいちキャラクターに気持ちが入らないというか。次巻以降個々の人物の掘り下げや緩急の緩の部分をやってほしいところ。2013/07/24
eucalmelon
4
鑪姫の願いは、赤影の素顔を見せてもらうことだったんだろうか。「凛とした顔立ちの涼しい眼」うん、イケメンだな。 敵はもと身内。敵の本拠は元身内の本拠。敵首領は身内のボスの子、なんという因果。ボスは宇宙人、もしくは異次元人?赤影の力は命を蝕むもの。うん、悲劇のヒーローだな。2024/03/03
辺野錠
4
金目教を信じない村を壊滅させる巨大車両との死闘と今回もいい意味で時代劇からはみ出したバトルで良かった。ラストに乗り込む金目教の本拠地は砂の嵐に隠された塔と他の横山光輝作品の要素を取り入れているのが楽しい。巨大ガマや「すずしい眼」と原典の要素をしっかり取り入れているのも良かった所。2021/05/06
じょり
4
なんつうか、腕の組み方気になる・・・ 赤影の過去、結構つらい。でも、二の舞にさせなかったところはいいね。2013/07/31