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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
22
ちょくちょくわけわかんないけど、ツッコミ入れながら頁をめくる手は止まらない。金陀美の対抗馬?ブロッケンの登場。神州諏訪湖のほとりに苔むした古代遺跡のごとき武具。引きがいい。◉あとがきがまた。戦乱に喘ぐか、戦乱を整えた徳川に平伏すか。「徳川の世を祝う者と呪う者。どちらの側から覗くかで、世界の見え方はまるで異なる。祈りを込めて描きたい」。信頼しよう。◉ところでキンダミって?…キンダム、…キングダム、……ガンダム?などと馬鹿の浅知恵で愚想してたら、実在する甲冑だそうで。むしろググらないほうがよかったかも。2019/04/25
トラシショウ。
19
前巻から承前、七忍の怨身忍者の一人となった明石れじいなと、彼女を徳川の覇府に仇なす鬼として打ち倒さんとする宮本武蔵の行く末を描く「武蔵編」の終幕から、武田信玄がかつて秘匿していた巨大な拡充具足・人間城「舞六剣(ブロッケン)」の挿話を経て、新たな怨身忍者の登場編であろう「霧鬼編」の開幕まで。吉備津彦の率いる覇府の魔剣士集団「鬼殺隊」が、メンツこそ違えどだいたい魔界転生的な立ち位置なのは、やはり徳川幕府に抗する=「まつろわぬ人々」の善悪逆転した物語に対するカウンターだから、なんだろうな(以下コメ欄に余談)。2018/03/22
こら
17
画力がさらにパなくて読んでて粟立ち!若先生の『正義』がどの方向に向かうのか目が離せません! 2018/03/25
うめ
13
読んでる私たちは最早、中馬どんポジション。手に汗握り、なすすべもなく山口ワールドに呑まれるしかなかとばい。様々な作品へのオマージュを感じていたく感動した。美しくて強くて禍々しくて神々しい。新たなる章にも度肝を抜かれる。若先生はどこを目指し何を描ききろうとしているのか。こうこのまま突き抜けていただき、全て読み終えたあかつきには、あざっす、と天を仰いで涙したい。2018/12/18
緋莢
13
何も纏わなくても十分に強い宮本武蔵ですが無双躰枷「実高」を纏い、鬼退治を行います。並のものなら「枷」となり、一歩も動けない重さ。それを使いこなすのは、さすがさっしー(島津家久の武蔵の呼び名)武蔵の二刀流の構えに十字架にはりつけになったキリストの姿を見たレジイナ、突如飛来した「神童殺し」担ぐ武蔵に、十字架を担ぐキリストの姿を見た全登。色々大丈夫か?桃太郎卿率いる〝鬼哭隊”の魔剣士、塚原卜伝、伊藤一刀斎と、凄いメンツが登場しました(続く2018/09/12
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