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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
101
Q.この表紙の不気味な男は誰でしょう?A.シャーロック・ホームズ(笑) ◇原作は未読。1901年2月にロンドンで発生した不可解な「ミイラ殺人事件」について、ワトスンと夏目漱石が双方の視点から語る…という物語。この作品の見所は、何と言っても漱石から見たホームズの“超エキセントリック”ぶり!(笑) 同じシーンのはずなのに、ワトスンパートのクールなホームズに対して漱石パートのホームズは言動がハチャメチャ!!もう爆笑の連続です!(笑) 原作も積んでいますが…読むのはコミック版が完結してからのお楽しみということで。2020/09/06
かめりあうさぎ
20
島田荘司先生のミステリのコミカライズ版。原作既読しています。漱石とワトソンそれぞれの目線で描かれるホームズの違いなどどう効いてくるのか。原作だいぶ前に読んだので忘却の彼方へ。いよいよ「ミイラ殺人事件」が勃発。結構画がエグイ。まだまだ序盤なので先も楽しみです。2020/08/26
コリエル
5
漱石視点でのホームズをとびきりの変人に描くことで、ワトスン視点からのホームズを一般的なイメージのホームズとして描きながら、彼に付与された数々の奇行や奇癖をその属性としてカバーさせるという手法を採用していて、なるほどこれは上手い手かもしれない。2021/10/21
餅屋
1
1984年作品のコミカライズ2冊目▲夏目漱石とジョン・ワトソン、二人の視点から描かれる「シャーロック・ホームズの人物像」と「ミイラ殺人事件」の謎に迫る▼レストレイド警部をあそこまで美化するとは、恐るべしワトソン君!「シャーロックの女装は気づかぬ人がいない奇矯であり本人だけが完璧と考えている」と以前何かで読んだ気がするのですが、絵で見るとショックですね。なんとも信用のならない二人の語りに、原作を先に読んでしまいたくなる今日この頃。「あくまああああ」はワトソンサイドですよね。「つね61」とは(2020年)2022/01/15
davi
0
漱石視点のホームズの立場の論文やエッセイや贋作って結構あるよなぁとか思いながら。2023/07/31