少年チャンピオンコミックス 逃亡者エリオ 〈４〉

細川雅巳

秋田書店（2020/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 18cm
• 商品コード 9784253217576
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[地下鉄パミュ]

エリオの口こら語られる過去編にて弟殺しの真相が描かれる。自由が欲しかった弟パブロ。家族との関係、自分の置かれる立場などで、迷いもがいた結末が兄弟喧嘩に発展。暴走したパブロを止めようとして放ったエリオの一撃が招いてしまったのが弟殺しの真相。悲劇です。自由を求める悲壮な覚悟があったように見受けられ、死を持って自由になれた気がします。仲の良い兄弟だっただけに悲しみが増します。いたたまれない出来事だが、弟の想いを背負いながらも誰にでも明るく優しさを持って接するエリオの気持ちが救いです。

2024/04/28

[笠]

3.5 積読消化。エリオの過去回想から戻ったと思ったら、ものすごい勢いで時代が進んでいく。うわー、これは…打ち切りに向かっている雰囲気がプンプンしているぞ。ただエリオの回想にしても、弟のパブロが結局何がしたかったのか、ぶっちゃけただの反抗期にしか見えないし、色々と微妙な点もあったのは確か。でも見どころも結構あるだけに、惜しいなぁ。

2021/10/15

[たー]

なぜエリオが弟殺しとして収監されていたのか？その過去が語られます。それは良かったのですが、なんだか駆け足の展開。そう、それは次巻で終了ということ。折角面白くなりそうな要素が揃い始めてたのに…。まぁ、勿体無いなぁとは思いますが、仕方ない。逆にこの素材で5巻まで続いたのが見事なのかも。とりあえず5巻をこれから読みますが、ちゃんと終わってて欲しいなぁ。

2020/07/09