プリンセスコミックス エロイカより愛をこめて 〈３３〉

青池保子

秋田書店（2006/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 188p／高さ 18cm
• 商品コード 9784253194532
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[瑪瑙（サードニックス)]

伯爵はただケルトの黄金とロマンを楽しみたかっただけなのに、Qには絡まれるし、少佐には任務に協力させられることになる。伯爵が可哀想だ。謎のスパイ、シリウスの正体、そういうことでしたか。あのQが手玉にとられるとは!続きが気になります!

2023/10/13

[そのじつ]

少佐の捜査も核心に迫ってゆき、伯爵もようやく念願の獲物に手をかけた…が。二つのエピソードが緊密に絡み合い、ついにはひとつの縄にあざなわれていく様は見事！少佐と伯爵の腐れ縁ぶりは、年期が入ったファンにとってのお約束。待ってましたのエロイカ劇場を存分に楽しめます。今回はケルトについてもちょびっとお勉強ができて、これまた満足です。ガリア戦記に興味持ちつつあったので、「へえ〜ほお〜」でした。ありがとう、青池センセイ！

2011/09/03

[つったん]

『ケルティックスパイラル』佳境でますます状況は混沌。 妄想マダムを上手くなだめるルコック君と伯爵の手腕はお見事。 実は秘かにこのマダムが人気だというのが驚き。 少佐の任務と伯爵の趣味が絡まりあうのは毎度の事だが 今回は表題通りのスパイラルな絡まり方が楽しめる。

2012/11/23

[枯伍]

「ケルティック・スパイラル」part2。警察にスパイがいたりして先回りされて証拠隠滅されてしまうところ、ジェイムズ君の鼻ががんばった巻。大物の悪人の陰に隠れたテロリストは森に潜んで何をするやら。妄想おばさんは相変わらず暴走しています。

2018/04/11

[やいとや]

登場当時はウザくて仕方なかったラロック夫人が何となく癖になって来たのは面白い。この人はこの人で一生懸命なんだよねー。公私混同が酷いだけで（充分良かねーがw)。伯爵や少佐のような曲者になんだかんだで自分の要求を飲ませる辺りも凄くね？と思う。関わるのは死んでもごめんだが。Qがラストで迂闊ちゃんっぷりを晒すヒキ、中々新鮮（笑）。

2020/08/09