感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
192
手話と言う言語から、昔読んでた本を思い出した。昔は手話というのは恥ずかしいものだと言う意識が強かったんだなと思った。高橋先生と少年のやり取りに感動した。2016/07/11
かっぱ
36
大阪市立盲唖学校に新任教師として着任した高橋潔。一度は諦めた音楽の道。校長から「あの子らの心に音楽を鳴らして欲しい」と頼まれる。耳の不自由な子供たちに手話を使った教育でもってその心を開いていく。手話を使うその手はまるでオーケストラの指揮者のタクトのよう。それまで言葉を持たなかった子供たちが手話で示す「好き」、「愛している」という言葉の意味の重み。2017/02/24
なつき
7
耳の聞こえない子に「言葉」の存在を理解させるにはどうすればいいのか。ヘレンケラーは知っていても日本の聾唖教育については何も知らなかったことに愕然としました。2018/06/14
さのなつ
4
盲唖学校の生徒達と、新任教師をメインに話が進んで行きます。ろう者がかつてはどのような社会的立場にあったのかも描かれています。通じ合うことの難しさ、通じ合えたときの喜びが伝わってきました。2014/11/26
かなっち
3
★★★★★無料だったの気軽に手に取った1冊でしたが、まさかこんなに重い内容とは思わず、読み進めるのが非常にツラかったです。お話は、生涯をろう教育に捧げた高橋潔氏の人生を描いたヒューマンドラマでした。現代でも差別等色々あるとは思いますが、それよりも迫害が酷かった大正という時代に、まだまだ手話や教育方法が確立されていない大変さに胸が痛むのです。だからか、生徒は家族から見放された子もいて、諦めない先生の情熱と愛情に涙が出ました。初めて知る自分の無知さに恥ずかしくなりながら、もちろん全巻制覇決定です。2024/06/06




