出版社内容情報
第1巻 神話・伝説編
004に誘われて、サイボーグ戦士たちはアイスランドの氷雪吹きすさぶ地へ。北欧神話に出てくるような巨人を探すというが…!?
「エッダ(北欧神話)」編、「グリーン・ホール」編、「怪奇星」編、「ディノニクス」編を収録。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
47
映画化記念に久し振りに再読。子どもの頃に夢中になって読んだ漫画。エッダ編、グリーン・ホール編、怪奇星編、ディノニクス編を収録。1巻にも関わらず、誕生編から始まらないのがイマイチ納得できないが、一度通読しているので、まぁこれもありか。ここからサイボーグ達の長い旅が始まる。★★★★☆2016/12/09
S.Mori
30
このシリーズを読むたびに思うのは、9人のサイボーグたちの書分けの巧さ。それぞれに個性的で応援したくなる性格を持っています。009のジョーが少年漫画の主人公として魅力的に書かれていますが、他のサイボーグたちの存在感もなかなかのものです。例えばこの巻の「怪奇星」で活躍する料理の名人の006とか。この巻に収められている物語はいずれもスケールの大きなSFで、プロットも面白いです。宇宙が舞台が広がり、奇怪な惑星が出てくる「怪奇星」が一番の好みです。ここで描かれる地球は憎しみで一杯の星と言う設定は普遍性があります。2020/10/17
Die-Go
28
「誕生編」からではなく、名作の誉れ高い「エッダ編」から始める辺りが小憎らしい。サイボーグ戦士それぞれの特徴が生かされていて、イントロとしてなかなか良い。★★★★★2022/06/12
白義
16
ストーリーの発端である誕生編は第五巻からで、一巻は文庫化記念傑作選みたいなものだが、さすがに混乱しそう。とはいえ、話の内容は凄まじい濃密さで、神話の時空SF的な解釈が素晴らしい「エッダ編」、SFではお馴染みの精神を読み取る変化生物を地球への皮肉に満ちた眼差しにも使った「怪奇星編」などどれも面白い。サイボーグ009というか、石ノ森章太郎らしさを感じるという意味では優れたラインナップではある。ただ、サイボーグ戦士たちはあくまで戦うだけの雰囲気が強いから、やっぱり五巻やアニメでイメージは掴みたい2015/02/13
Yucca
12
★★★☆☆:実はこれくらいの頃の漫画ってほとんど読んだ事無いんだけど、思い切って買ってみた!神話・伝説編という事で火の馬が出てきたり海魔なる怪物が出てきたり…世界観についていくのに一生懸命だった。怪奇星が興味深かったなぁ。でも念願の004を見られたので満足♡2016/10/22