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出版社内容情報
築45年、家賃5万円。たまにおいしいごはんつき。
持病をきっかけに、団地に引っ越した麦巻さとこ。
大家の鈴さんや、料理番の司さんとののどかな交流のなかで、少しずつ自分のしあわせを探します。
一方、パート先の上司・唐さんのすすめで、
温泉や自然のなかで体調を整えることに興味を持つさとこですが…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
117
移住って勇気がいることだけど、自分の体質や生活スタイルにハマるような町を見つけられたら移りたくなるだろうな。麦巻きさんもずっと今のままでやっていくわけにいかないだろうし、今後どんな変化をしていくのか楽しみです。2023/09/21
nemuro
58
NHK「ドラマ10」で放送されたドラマ(4月1日~5月27日/全9話)終了後もゆっくりと愉しんでいる原作本の第4巻。「月刊フォアミセス2022年10月~2023年7月号」に連載の10編(第28話~第36話・番外編)を収録。刊行済みの5巻を一度に買えば良さそうなところ、わざわざ「くまざわ書店東神楽店」と「GEO富良野店」にて交互に、1冊読み終えたら次巻を買って、そんな感じにちょっとずつ。この原作本があってあのドラマが生まれた訳で。優しいタッチで奥深い漫画の力と忠実に再現するドラマのゆったり感を味わっている。2025/06/16
ozoz
27
高麗さんの騒音問題がリアル。我慢してきた人たちなんだなって言葉も印象に残る。メンタル落ちてる時に、生活音は何かが削られるんだよー。防音ヘッドホンはめてる奥さんにほっこり。麦巻さんの周り、賑やかになってきた。2023/11/18
シンシア
26
団地の暮らしから、移住するのかと思いきや。。。人との出会いは何が起きるかわかりません。良い出会いが麦巻さんにたくさんありますように。2025/06/03
べる
25
「本来住まいっていうのは自分の体に合った土地に構えるのが正しいんじゃないか」という話から移住を考え始める主人公。薬膳と温泉で暮らすなんて素敵かも。移住の本を読んだり温泉の入浴剤を入れたり移住を想像してみることで、生き方の選択肢が増えて幸せそうだった。でも、体調を崩して今の生活が好きで満足していると気付く。その時の野菜を煮たスープが美味しそうだった。自分がダメなときに食べるべきものが分かっていてすごい。団地には貧しくても豊かな暮らしを送れると言う司たちがいる。自然の中で体調を整える以外にできることがあった。2024/06/18