史群アル仙のメンタルチップス - 不安障害とADHDの歩き方

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784253106962
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おーすが

8
漫画と併せてこちらも。吾妻ひでおの『アル中病棟』を思い出す。がっちゃん部屋。つらいなあ。苦しみからもがいて這い出た経験が、その後の漫画に昇華されていて心をうつ。周囲のひとの困った顔に気付くなど、通常発達であってもなかなか難しいことだと思う。するどい感性で描かれた独自の経験談は得難いものだ。2021/02/20

じょり

8
以前から気になってた本。いい医師と、周りから協力を得られる関係を作ること、それと本人の「自分と向き合う覚悟」っていうのが大事なんだな。作者の彼女はつらい時期があっただろうけどコンビニの店長やボスヒコさんみたいな人と出会えたことが救いだったんだろうな。職場にも発達障害を疑う職員がいたが、結局辞めてしまった。どんな人にも生きやすい世の中になっていければいいなぁ。続編も読んでみたい。2018/05/18

チョビ

8
絶対自分結婚するより仕事している方が迷惑かけないー、と思って早うん10年。多かれ少なかれ(ズボラな性格というのもあるが)著者と似たり寄ったりなところがある。それだけに思いつめてしまう著者の心理もわからなくもない。ただ彼女のお師匠さんが本当に素晴らしい。こういう方がそばにいたら人生違ってたろうなあと思うが、気になっている野球選手、この症状に近い気がするのは気のせいだろうか。というわけで己の男の趣味のポンコツさから直しておこうと誓う。それにしても彼女のご家族の影がないのが気になる…。2018/01/19

らんまる

5
不安障害とADHDの歩き方と書いてあるので不安障害とはどうやって治療するんだろう?なんて気持ちで読んでみたら、ほぼADHDの症状とほの挙句に起こした葛藤が描かれていて終わり。まぁ、どれだけADHDであることが社会生活に負担をかけ、自分が苦しい思いをするのかが、読み取れる。この傾向がある人が読んでみて、自分がもしかしたらこれかも?と気付くにはいい本だと思う。まず気づいて欲しい人がこの本を手に取らない可能性は高いけど。ただただ辛さは伝わる本なので身近に同じ症状の人がいた場合、理解するためにも読むのはありかも。2017/08/08

チョコろん

5
ADHDと診断されないまま成人を迎えた著者。理解されず誤診で曖昧模糊になった精神は、やがて追い詰められていく。---ADHDの二次障害で苦しむ著者。幼い頃から人と異なっている点、社会から浮き出してしまう点の描写が、当事者でないと書けない視点で綴られる。同時に第三者の視点でも描かれ、偏りや閉塞感はあまりない。精神系のコミックエッセイで、客観視しているストーリーは珍しいので、相当に推敲したんだろうなと思う。堕ちた日々もあったけど、著者は障害を努力や前向きさで乗り切った。だからこそ良い人達に恵まれたのだと思う。2017/05/09

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