くらやみきんしの国

個数:
  • ポイントキャンペーン

くらやみきんしの国

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月05日 02時05分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784251099389
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

くらやみがこわい王さまは、国じゅうのくらやみを禁止しました。大臣は、みんなが逆らわないように、くらやみが悪だと宣伝します。それを信じたみんなは明るい毎日に大よろこび。あかりを消すと警察がくることも。やがてみんなはねむくなり、あかりがいやになってきます。大臣たちは楽しい花火パーティーでごまかしますが、くらやみがないと花火は見えません!おかしなさわぎをユーモラスに描いたちょっぴりこわいゆかいな絵本。

内容説明

あるところに男の子がいました。男の子にはこわいものがありました。くらやみです。男の子は王子さまでした。だからきめたのです。ぼくが王さまになったら、くらやみをなんとかするんだ。すると―ケイト・グリーナウェイ賞を含む9つの賞にノミネート。わたしたちにたいせつなことを教えてくれるおはなしです。

著者等紹介

ハワース=ブース,エミリー[ハワースブース,エミリー] [Haworth‐Booth,Emily]
イギリスの絵本作家、イラストレーター。ケンブリッジ大学で英文学を学び、アングリア・ラスキン大学で子どもの本のイラストレーションの修士号を取得。ロンドンの王立画学校で教える。現在は子どものためのノンフィクションや、大人向けの長編グラフィックノベルも制作中。環境保全活動にも取りくむ。過去に発表した短編コミックは、オブザーバー紙とヴォーグ誌に掲載されるなど高い評価を得ており、受賞歴も多数。初めての絵本『くらやみきんしの国』ではケイト・グリーナウェイ賞を含む9つの賞にノミネートされた

おおつかのりこ[オオツカノリコ]
福島県で生まれ育つ。2007年にはじめての翻訳書『シャンプーなんて、だいきらい』(徳間書店)を出版。以後、訳書多数。JBBY会員。やまねこ翻訳クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

80
絵本。暗闇が怖いと思う王様は暗闇を無くそうと考えた。一方的に禁止にすると国民が反発するので、自分たちから「禁止にしてくれ」と言わせるよう世論を操作する。暗闇は恐ろしい、暗闇はつまらない、暗闇は悪だ。世論に推される体で、暗闇は禁止された。人口太陽で常に明るくし、もし電気のスイッチを切ればあかり警察に捕まる恐怖政治がはじまる。▽悪どいやり口を分かりやすく絵本にしましたね、考えさせられる絵本。恐怖は人を誤った行動に走らせる。

とよぽん

63
独裁政権、国策、宣伝工作・・・「くらやみはおそろしい」なんて思ったこともない人々だったのが、国を挙げての宣伝に見事に洗脳されていく。24時間365日、光が満ちあふれる国・・・になったが、それは意外と早く転換を迫られた。ユーモアの中に教訓がある絵本だった。2021/10/03

oldman獺祭魚翁

50
メタファーに満ちたお話。くらやみがこわい男の子は王様になると、くらやみきんしにした。大臣たちは国民を欺くプロパガンダを展開して、国をくらやみきんしに……今この国にも似たような話が進んでいる。 気を付けないと、この国の政治に無関心な国民もあっさりと騙されそうです。 こちらはお話の様にうまくいくとは思えません。 おいしい話には怪しい裏がつきものです。怖い怖い。 2021/05/11

chiaki

46
暗闇が怖い王さまは、暗闇禁止令発令への決定打として、あらぬ情報を流して国民の意識を傾けさせます。昨今の社会情勢とも置き換えて考えてしまい、煽動って本当に怖いなぁと思いました。それは、国家であったりマスメディアであったり、SNSであったり…。操作された情報に流されないよう、情報を取捨選択する能力が、私たちひとりひとりにも必要かなぁと思います。情報化社会への問題提起として子どもに読み聞かせするのにとてもいい絵本だと思います。2021/03/11

anne@灯れ松明の火

43
遠い方の新着棚で。色数を抑えた表紙を開けると、袖に「わたしたちにたいせつなことを教えてくれるおはなしです」とあり、借りてきた。暗闇が怖い王子様は、王様になり、「暗闇を禁止」したいと思う。家来たちは、それを命令でなく、国民から言い出させようと刷り込み作戦を開始。なんて、怖い! 「あかりけいさつ」も現れる。怖い~! でも、賢い国民の知恵から、最後はめでたしめでたし。絵がかわいいし、怖いというよりは風刺的な話なのだが、今の世の中と引き比べて、何だか怖くなってしまう。 2021/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16646037
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品