内容説明
「黒豆」を食べるのは、「まめで、元気に暮らせるように」、「羽根つき」は、「厄をはねとばすために」…。おせち料理にも、たこあげにも、七草がゆにも、みんな「開運の願い」がこもっています。読んで、いっしょにやってみたくなる絵本です。!
著者等紹介
かんべあやこ[カンベアヤコ]
新潟県に生まれる。グラフィックデザイナー、フリーのイラストレーターを経て、2010年『モリくんのおいもカー』(くもん出版)で絵本作家としてデビュー。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
96
♪お正月には 凧あげて こまをまわして 遊びましょう♪ 小さい頃よく歌っていました。でも、なぜお正月には凧を揚げて独楽を回すのでしょう? お正月の準備からお正月の過ごし方や遊びなど、その一つ一つに込められた意味を大人でも知らないことが多いです。お正月の由来や風習についてわかりやすく教えてくれる絵本です。なんとなく迎えて過ごすお正月よりも、風習の意味を知って過ごすお正月のほうがその大切さやかけがえのなさがよく分かると思うのです。2022/11/13
くぅ
44
来年は幼稚園だし、楽しいことやいいことが沢山の一年になるといいよね!の願いを込めて借りた一冊。私、お節は作ってもお正月飾りはお義母さんに毎年任せちゃってるし、帰省しないとやらなくていっか♪になってるけどちゃんとやった方がいいな…と反省しました。買ってきてもいいけど、時間はあることだし色紙で息子と作ってみようかな。それから全国の雑煮も紹介されてて楽しかった!福岡の鰤が入ったのが美味しそう!鳥取のは雑煮というかおしるこ⁈息子は達磨と招き猫に「僕も持ってる!」と興奮。去年の初詣で買ったんだよね♪(3歳7ヶ月)2020/12/28
chiaki
43
2021年1冊目に選んだのはこれ!幸せをもたらす年神様を招き入れる、数々の縁起物を紹介した絵本。わが家の姉妹たちも、実際のお飾りやお節に照らして、少しずつ名前と謂れを言えるようになりました。今年もいいことありますように!そして、どうかどうか健康で過ごせますように!!開運開運♪2021/01/01
p.ntsk
41
年神様を迎える準備をする大晦日から新年を迎えたはなちゃん家の様子が描かれています。門松、鏡餅、ダルマ、神棚、招き猫、お節料理、初詣、産土様、凧揚げ、羽根つき、福笑い、獅子舞、七草がゆ、どんと焼きなどなど。開運の為の様々な風習や習わしの理由がわかりました。お雑煮も地方によっていろいろなのが楽しい。 2023/01/01
chiaki
36
おぉ!表紙に向かって思わず拝みたくなるような、なんだかありがたい絵本!!!内容も縁起ものばかり!大晦日からお正月、年神さまをお見送りするどんど焼きまでの縁起ものに纏わる謂われをたくさん知ることが出来ます。門松や鏡餅、年越しそば、おせち料理、日本各地のお雑煮、初詣や初夢などなど…古き良き日本の風習を謂われと共に是非是非知ってもらいたいな〰️。これを読めば開運開運♪2020/01/04