内容説明
数字の国のかける王子は算数が苦手です。まほうでかけ算を消してしまって町は大こんらん!なくなった数字をとりもどすためには、九九をぜーんぶとなえなければなりません…。
著者等紹介
はまのゆか[ハマノユカ]
絵本作家・イラストレーター。大学在学中より村上龍の著書イラストを多数担当し、『13歳のハローワーク』(村上龍・著/幻冬舎)はミリオンセラーとなる。ライフワークとして3歳の女の子「mamechan」を主人公にした1コマ漫画を描き続けている。「2007 mamechan calender」で第36回日本漫画家協会賞・特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さおり
30
九九の勉強が嫌な王子さまが、国から九九を追い出してしまう。そしたら、国民は大混乱に陥って。王子さまは九九を取り戻す旅に出るのです。私は、進研ゼミの付録のテープで九九を覚えました。あの歌、未だに歌えるんだよなー。2023/08/02
雨巫女。
17
《書店》いくら九九を覚えるのが、めんどくさくても、いきなり無くしたら…。生活するには、必要なものなのよ。九九は、仕事してるとよく使います。2013/06/21
遠い日
10
はまのゆかさんの絵を求めて。九九の算数絵本。算数の嫌いなかける王子の失敗を取り戻すお話。九九が重要。子どもたちの九九の修得に役立ちそう。九九は便利ですものね。世の中からなくなったら大変だ。2017/02/07
鳩羽
7
九九を覚えるのが嫌で九九を消してしまった王子さま。ところがそれでは困ることが分かり、九九を取り戻す旅に出かける。ちょっとしたトラブルにぶつかるたびに、九九を文字通り呪文のように唱えて、それを乗り越えていく。終始あっさり。九九をとなえることを目的とした絵本といった感じで、九九のところを隠して一緒に口に出してみると楽しいかもしれない。最後に、王子さまが子どもに九九を教えているが微笑ましい。2015/01/24
丘野詩果
6
九九を覚えた頃の小学3年生あたりに読みたい本。大判ですっきりした絵がとても見やすい。まるでロールプレイングのように「数字の森」で九九を解きながら最後の扉までたどりつくのは、子どもたちにも参加してもらって読みたいね。九九が生活に如何に必要かがよくわかる。2016/12/08