内容説明
よしみは小学校一年生。本を読むことが好きなのに、国語の授業ではうまく読むことができません。なきながら走って家にかえると…家族や、友達のやさしさがいっぱいの絵本。
著者等紹介
木戸内福美[キドウチヨシミ]
兵庫県淡路島生まれ。この本だいすきの会会員。日本児童文学者協会会員。淡路保育問題研究会代表。子どもの頃の体験や、保育士としての経験をもとに書いた作品を発表している
長谷川知子[ハセガワトモコ]
北海道北見市生まれ。武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。日本児童文学者協会会員。きたみ観光大使。『ひつじぐものむこうに』(あまんきみこ作・文研出版)で、サンケイ児童出版文化賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Maiラピ
21
ん~この気持ちわかる~~今でもわたし、今でもこうだもんwww読み聞かせにいいかもです、みんな共感してくれそう。2012/11/16
いくお(Ikuo Nakao)
16
1年生の女の子がちょっとだけ勇気をだして頑張るお話。長谷川知子さんの絵と関西弁の語り口がいいですね。「あててぇな」にくすっと笑いを感じます。2015/02/01
ごんたろう
14
読書が好きな小学1年よしみ。授業中に、みんなの前で読むのが怖い。注目されること、失敗して笑われることが怖い。自分が好きなことだからこそ、少し自信があるからこそ、余計に怖い。心音や喉の感じ等の記述がリアルだ。家に帰って母親に泣きつく。母の言葉「思い切って泣いて」はとても優しい。練習して読みきかせ。母が褒めてくれる。音読の時間とは、読み手の気持ちを聞き手にじっくりと伝える時間だ。子どもが大人に愛情を与えるという形式でこそ、子どもは大人から愛情を感じるのだ。大人は頷いて聞くだけでいい。自信を持って、挙手しよう。2015/03/19
ムーミン
11
家庭の役割がよくわかります。2018/05/12
boo
9
なぜか年中の娘が選んだ絵本。1人なら上手に本読みできるのに、授業中に当てられると緊張しすぎて全く読めなかった。家に帰って大泣きしてお母さんに聞いてもらったら読めた!たくさん練習して褒めてもらって、自信がついて授業でも、ドキドキするけど「あててえなせんせい!」と変化していく。一年生の気持ちがダイレクトに伝わってきました。 (さっちゃん年中)2020/06/27
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