内容説明
ゲッコウ、ゲッコウ…校舎にひびく声は、なんだ!?突然、まっ暗になった理科室で、人体模型が近づいてきた!校舎の中をにげまどう3人の前に、伝説の妖怪たちがあらわれていう「ガマとのさまを怒らせたな?」と…。学校にふしぎな気配を感じているキミタチの、妖怪エンターテインメント絵本第2弾。
著者等紹介
よしながこうたく[ヨシナガコウタク]
1979年、福岡県生まれ。九州産業大学デザイン科卒業。18歳から作家活動をはじめ、イラストレーターとして国内外のさまざまな媒体の仕事を手がける。はじめての絵本『給食番長』が大ヒットし、「わんぱく小学校」シリーズとなる(いずれも長崎出版)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いろ
23
勝手な先入観で よしながさん作品を食わず嫌いしてた母(私)^^; 時々暑苦しいけど,なんだ結構イケる,面白く読めた。偏見もってゴメンナサイxxx 拾った石が原因で,学校の中で怪談世界に迷い込んでしまう小学生3人は…というお話。許すまじ!と怖い思いをさせたのに,悪気がないと知ると途端にもてなすガマとの,優しいv 9歳男児は石の力に感動していた。前後見返し妖怪紹介は昭和懐かし系も続々で親子で楽しい。展開の外でその妖怪がチラホラ画面にいるのを見つけるのも♪ 妖怪以外も言葉でなく絵で分かる事が多いところも面白い。2017/08/17
Lesen
23
ガマとのが大事なものを探していました。たかしは昼休みに綺麗な石を見つけました。授業中その石を取り合っていると、突然辺りが真っ暗になりました。そして、人体模型たちが動きだして。ゲッコウの怪談と学校の怪談をかけているのでホラー仕立て。妖怪たちも忘れさられるのは寂しいんだね。二宮金次郎の像がガマとののお屋敷に入る前に草履を脱いでたり、理科室の骸骨はよっぱらいのおじさんになっていたりと細かく見ると楽しい。2016/06/29
たまきら
22
寝支度の最中に読みはじめ…恐怖で戦慄。学校で怖いと思っているものオンパレード!明日小学校体験なのにトイレ行けるんだろうか娘さん!?最期笑えるのが救いかなあ。本人は面白かったと笑っていましたが、笑いが引きつっていたぞ。2018/01/17
そうさん
21
4歳3ヶ月。絵は好き嫌いが分かれそうな感じだが、子どもはハマったよう。色々な妖怪やおばけが出てくる。いつもはおばけは怖くないと言っている子なのに、さすがにちょっと怖かったのかもしれない。特に花子さんは怖かったらしく、なんで花子さんはそんなことするんだろうとずっと言っていた。それでも面白かったらしく、繰り返し読んでいた。ガマとのはいい人(妖怪)だったし、牛乳を飲む玉姫が可愛かった。2018/10/19
anne@灯れ松明の火
19
遠い方で。講演会予習。ガマとのシリーズ2。1以上に迫力のある妖怪がいっぱい。夜の学校って、やっぱり怖い^^; 2016/12/05