出版社内容情報
さまざまな流派の人気落語家10人の噺を、古典新作おりまぜ1冊ずつ絵本にする企画。落語と絵本、ふたつの文化のコラボレーションを、たっぷりと楽しんでもらえるシリーズです。古典の「初天神」を下敷きにした新作落語で、春風亭一之輔師匠の登場。おとっつぁんを困らせるきんぼうが、なんと大岡裁きに!? 人物や背景を描いては切り抜き、半立体で画面を組み立てる手法に挑戦した石井聖岳さんの新感覚の表現にも大注目です!
春風亭一之輔[シュンプウテイイチノスケ]
著・文・その他
石井聖岳[イシイキヨタカ]
イラスト
ばばけんいち[ババケンイチ]
編集
内容説明
「お祭りだっていうのによ、なんにも買ってくれねえのかよー」きんぼうのあまりのワガママぶりに根負けしたお父っつぁんがだんごを買ってやりますが、蜜を全部なめてしまって…。するときんぼう「おいらのいたずら、なめんなよ」とばかりに、店先の蜜にだんごを、ポッチャン!そこから事態は意外な展開を…
著者等紹介
春風亭一之輔[シュンプウテイイチノスケ]
1978年、千葉県生まれ。落語家・真打。2001年日本大学芸術学部卒業後、春風亭一朝に入門。2012年、落語協会会長だった人間国宝・柳家小三治が21人抜きで一人真打昇進をさせた稀代の逸材。実体験からの発想で作るくすぐりや意匠を施しつつも古典落語の枠を崩さない落語で、自他共に認める「十八番」を創り続ける。滑稽味のある骨太の高座に定評があり、寄席を大事にしながら全国で独演会を開催。二度に及ぶヨーロッパ公演も成功させている
石井聖岳[イシイキヨタカ]
1976年、静岡県生まれ。絵本作家、イラストレーター。1997年にメキシコで初個展開催。その後、学童保育に勤務しながら子どもの本専門店メリーゴーランドの絵本塾へ通い『つれたつれた』(内田麟太郎・文 解放出版社)でデビュー。『ふってきました』(もとしたいづみ・文 講談社)で日本絵本賞、講談社出版文化賞、絵本賞を受賞
ばばけんいち[ババケンイチ]
馬場憲一。1957年、山梨県生まれ。「ざぶとん亭風流企画」主宰。慶応大学文学部卒業。落語・ロック・演劇をブリコラージュした独特で定評のあるライブを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gummo
たまきら
ゆーかり
遠い日
ヒラP@ehon.gohon