内容説明
「新しい生活様式」という言葉を聞いたことがありますか?感染症による被害を増やさないために、感染症を防ぐ注意や工夫をしながら生活をおくることです。2020年1月から世界中で大流行した感染症新型コロナウイルスによって生まれました。マスクをずっとつけていたり、友だちと大声でおしゃべりできなかったり、新しい生活様式をわずらわしいと思うかもしれません。でも、工夫をすればできることもたくさんあります。この本を読みながら、「感染症を広げないためには、どう行動したらいいかな?」と考えてみましょう。「どうしたらできるかな?」と考えて行動すれば感染症の流行中でも、楽しくすごすことができるはずです。
目次
みんなのために必要なこと 「新しい生活様式」ってなに?
新しい感染症 新型コロナウイルスって?(感染症とウイルスを知ろう;感染症とは?;ウイルスとは? ほか)
工夫や注意すること 「新しい生活様式」ってどんなこと?(ひとりひとりの基本対策;感染しやすい、広まりやすい「三密」とは;密閉を防ぐにはどうする? ほか)
感染症で生まれるまちがった理解 感染と差別・偏見・いじめを考える(どうして差別が生まれるの?;差別や偏見を生まないためにできること;うそ、まちがった情報に注意しよう ほか)
著者等紹介
佐藤昭裕[サトウアキヒロ]
KARADA内科クリニック院長。医学博士。日本感染症学会専門医。総合診療医として全身の幅広い診療と、感染症専門医としてHIV感染症や結核、マラリアなどの診療に加え、集中治療、院内感染対策、ワクチン診療などに従事。「東京都感染症マニュアル2018」や「感染症クイック・リファレンス」などの作成に携わる。東京医科大学病院感染症科医局長や東京医科大学茨城医療センター感染制御部部長、感染症科科長などを歴任し、現職に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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