どうしてアフリカ?どうして図書館?

  • ポイントキャンペーン

どうしてアフリカ?どうして図書館?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 163p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784251092625
  • NDC分類 K294
  • Cコード C8095

内容説明

若い日に踏み出した一歩が、ケニアの村での図書館作りにつながった。―子どもの本の世界で活躍する著者が、行ったり来たり、アフリカとの30年を越す付き合いを愛をこめて語ります。若い人におくる、書き下ろしノンフィクション。

目次

1 アフリカへのはじめての旅
2 地球の仲間たち―野生動物
3 星の王子さまとバオバブの木
4 アフリカの昔話
5 エンザロ村の図書館
6 二つ目の図書館づくり

著者等紹介

さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京生まれ。出版社勤務を経て現在はフリーの編集者・翻訳者。「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表。青山学院女子短期大学教授

沢田としき[サワダトシキ]
1959年青森県生まれ。画家・絵本作家。自作の絵本に『アフリカの音』(講談社 絵本日本賞)などがある。「アフリカ子どもの本プロジェクト」の会員として2008年、ケニア・シャンダ小学校の図書館づくりに参加。2010年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しろくま

16
学生時代、師事していた教授がアフリカ音楽の研究者だったので、アフリカから帰ってくると様々な話を聞き、私もいつかは行ってみたいと思っていました。著者はアフリカの本をたくさん訳されています。アフリカに図書館を作った著者。アフリカに関する本をたくさん読んで、アフリカのことをもっと知りたいと思いました。2019/11/04

riviere(りびえーる)

7
今度さくまさんが私の地元に講演にいらっしゃる、というので読みました。「ローワン」シリーズの翻訳者としてなじみ深いさくまさんですが、読むまではアフリカとなかなか結びつかなくて、でも、読んで納得。アフリカの方とつながりができ、図書館建設の援助をするようになったいきさつはとても自然で、「発展途上国に図書館を!」という肩に力が入っているような形でないところがとても好感持てました。アフリカの人たちのたくましく誠実な生活ぶりや自然の描写もいきいきとしていて、アフリカって素敵だなぁと思わせてもらいました。2012/06/10

Yoko Kageyama

6
 アフリカ旅行中に読んだ本。私も、友人のおかげで昨年初めてアフリカデビューをした。記念すべき最初の国がルワンダで、今年がエチオピア。両方とも大学時代の友人Mちゃんのところにお邪魔をさせてもらっての滞在だった。              アフリカには、解放感がある。それは不便さだったり、おおらかさだったりするのだけれども、日本にはない解放感を感じる。そして、子供たちが無邪気で元気に見える。旅行者のちょっとした観察なので、甚だ無責任なものだけど、そんな風に感じられた。  この本の著者も、アフリカにひかれ、そし2012/08/15

ヒラP@ehon.gohon

5
アフリカの物語や、黒人、国際的なテーマの絵本を翻訳し続けるさくまゆみこさんがアフリカに魅せられた経緯、アフリカ旅行、アフリカに図書館をつくるまでになった思いが、さわやかに語られています。 タイトルから想像していたのは、図書館ありきだったのですが、図書館は産物だったのですね。 アフリカの自然、社会、風土について作者が感じたことがストレートに書かれているので、読んで心地よさを感じました。 2014/10/21

にしき よう

5
さくまさんに対してまさに表題の通りの疑問を持っていたので、読み終わって「答えていただいてありがとうと」いう気持ちです。昔話などを通じてアフリカの人たちの考え方などを説明してくださったところはハッとさせられました。冒頭にもありましたが、私達が世界の人たちと付き合っていくためには自分たちのモノサシから自由にならなければいけないんですね。2010/11/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/619768
  • ご注意事項