内容説明
南北に長い日本は、寒さのきびしい北の地方や、暑い日が続く南の地方、それに加えて四季ごとに気候は移り変わっていきます。それぞれの土地で、それぞれのすごし方があり、日々の生活を支える家があります。この本では、生活する場所のあり方や家のつくりについて、いろいろと考えます。
目次
1章 住まいのかたちを考える(家に必要な場所;空間の配置を知る;ライフスタイルと住まいのかたち)
2章 日本の住まいを知る(寒い地方の住まい;暑い地方の住まい;地形に合わせて発達した住まい;目的に合わせて発達した住まい)
3章 住まいのしくみ(家の骨組みをつくる;屋根・床・壁をつくる;電気・水道・ガスを引く;室内と外装を仕上げる;家が完成する)
著者等紹介
益子義弘[マスコヨシヒロ]
1940年東京都に生まれる。東京芸術大学美術学部建築科卒業後、大学院に進み修士課程を修める。設計事務所勤めを経て、1976年建築設計事務所「M&N設計室」を設立。1989年より東京芸術大学教授を務め、2008年に退官。現在は自宅の「益子アトリエ」にて住宅を中心に設計。民家や集落の調査研究を通じて、自然や景観と共存する住まいのあり方を探る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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