内容説明
「ことばは記号です。」―信じられないかもしれませんが、ほんとうのことです。ことばも、あらわすものが約束として決まっています。その代表が、音声や文字です。だから、ことばも記号なのです。また記号には、ことばによる記号と、ことば以外の記号があります。わたしたちは、この両方をうまく使って生活しているのです。この巻では、日本語の文字を中心に、ことばとことばにかわる記号(手話や点字など)の中から、いくつかを取り上げてあります。
目次
絵文字
現代の絵文字
漢字
かな
ローマ字
手話
点字
モールス信号
手旗信号
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん@絵本童話専門
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東京子ども図書館推薦図書。全5巻のシリーズ。①のこちらではことばの記号として、古代文明の絵文字、創作絵文字、漢字かなローマ字、手話点字、モールス信号手旗信号など、人と会話するための記号がずらり載っている。図で示された内容も詳しくて面白い。個人的にはキッズペディアなどほかのマークの本より体系的で、文章による説明が丁寧でおすすめ。東京子ども図書館の推薦なのでこちらを読んだが、おなじあかね書房で編者を変えて2015年に『よくわかる!記号の』シリーズで出版し直しているため、読むならそちらの方が良いかも。2023/04/25