内容説明
マルガリータとマルチェッロのレストランに、ある夜、かいぞくたちがあらわれました!たいせつなたからものをとりもどすため、ふたりは大海原へとこぎだします。
著者等紹介
工藤ノリコ[クドウノリコ]
1970年、神奈川県生まれ。女子美術大学短期大学部卒業後、絵本作家として、ゆかいな登場人物がおりなす、たくさんの作品を描いて活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
36
院内の図書室本。工藤ノリコさんの低学年向け児童書。コックのマルゲリータ。突然現れた海賊たちに大事な調理器具を奪われてしまう。取り返すために、レストランを船にする⁉︎ノラネコぐんだんもそうだけど、みんなDIYが得意ね。壮大だけどゆるい冒険に心癒されます。海賊も入江の町の住民もみんな幸せになれて良かった。2024/08/27
seraphim
31
お料理の得意なマルガリータ。毎朝ハチミツを集めたり、テーブルクロスに刺繍をしたりするマルチェッロ。2人は海辺でレストランをしている。ある晩、2人のところに海賊がやってきた。海賊はレストランに残っていた果物を平らげると、マルガリータの宝物である、お料理道具を持って行ってしまう。翌朝、お料理道具を返してもらうために、2人は海賊を追いかけることにしたが…。海賊が出てくるが優しいお話。とりかえっこが素敵だ。大切な友達ができるのって嬉しい。2人は冒険をしながら、どんどん友達を増やしていくのかな?。次のお話も楽しみ。2015/02/13
shiho♪
28
図書室入荷本。ノラネコぐんだんでお馴染みの工藤ノリコさんのシリーズ児童書。絵の量が多いので読みもの初心者🔰にうってつけ。ノラネコぐんだんも児童書があるけど、マルガリータの方が読みやすいです。 マルガリータは海辺のレストランのコックさん。海賊にお鍋など盗られてしまいます…。海賊を追いかけるのにレストランが船に変身👀‼️マルガリータが屋根をよいしょ!と投げるの図にぷぷっとなりました🤣ゆるーい冒険ものがたりです。2022/03/28
なななお
24
ノラネコぐんだんが低学年は、大好き。ノラネコぐんだんの読み物『海の果ての怪物』と『金色の魔法使い』を読んでしまった子にオススメした工藤ノリコさんの読み物。全ページに絵があり、それに少しずつ文が付いてるので、読み物への導入にピッタリな本。…パワフルなノラネコ達とは違い、ゆったりムードが心地良いお話。マルガリータとマルチェッロ。二人は、海辺の小さなレストランを営んでいます。ある晩、レストランに海賊がやって来て……借りた子は面白かったようで、次巻も読みたいと言ってくれました。図書館に依頼しなきゃ(^^)2021/12/20
gtn
24
周りが狭いルールにとらわれていても、その範囲内で湧く知恵もある。2020/12/23