出版社内容情報
インドネシアに生息するオランウータン。熱帯雨林保護のシンボルになっているものの、野生での行動はほとんど明らかになっていません。20年近くオランウータンを追い続ける著者は、時には20メートルを超す巨木に登り、時には夢中で追いかけてジャングルで迷子に。オランウータンの思慮深い目に魅せられた著者が、霊長類研究からわかった未来を作る知恵を、魅力的なフィールドワークを通じて伝えます。
内容説明
ボルネオ島の深い森の中、高い木の上で孤独にくらすオランウータン。森の中で彼らに出会う方法とは?意外と厳しい食生活、命がけの樹上移動、いじめもケンカもない平和な社会、そして「俺は強い」と思うと変身するオス!さあ、一緒にオランウータンの不思議な生活をのぞいてみましょう!
目次
1章 わたしはオランウータン研究者!
2章 ジャングルにオランウータンを追う!
3章 オランウータンのくらし
4章 オランウータンは群れたくない?
5章 オランウータンの親子
著者等紹介
久世濃子[クゼノウコ]
1976年東京都に生まれる。理学博士。ボルネオの森と日本を行き来きし、研究を行い、オランウータンを愛する人々と「NPO法人日本オランウータン・リサーチセンター(おらけん)」を設立。オランウータンの魅力や彼らが絶滅の危機にあることを多くの人に知ってもらおうと、講演会やイベントを行っている。京都大学理学研究科、同野生動物研究センター、国立科学博物館人類研究部などの研究員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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