出版社内容情報
ベンガル虎の少年は、一人前の虎になって、名前をつけてもらうために、旅に出ました。ユニークな冒険物語。
小学校中学年以上向き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケ・セラ・セラ
19
ベンガル虎の少年は、成長すると自らの名前を得るために旅に出る決まりがあります。斉藤洋さんのユニークなお話に、いとうひろしさんの挿絵がぴったり。旅の途中出会ったアモイ虎が語るベンガル虎の話が面白く、なんといっても竜の兄弟との決戦が可愛くて、その後の展開も気分爽快で楽しい。どこの世界でも子どもと老人は動物と話せるんですね。冒険の旅はドキドキとワクワクがいっぱい。少年にはどんな名前がついたのかな。とっても楽しいお話。2021/05/27
うめ
6
児童書です。面白そう、と手に取りました。なかなか楽しいおはなし。お父さんとお母さんがとても仲良しだから、少年はベンガル虎の誇りをもって旅に出られたのでしょう。人や龍やとらや様々な出会いを通して成長していくのが微笑ましい。挿し絵もかわいらしく、癒されます。独り立ちに旅は大切ですね。好きな本です。2016/03/10
Alice@JazzCafé
5
ベンガル虎の少年が、一人前の虎になって名前をつけてもらうため、はるかな中国へ旅に出る冒険物語。勇気を持つこと、知恵を働かせること、礼儀を重んじること、あきらめてはならない、というベンガル虎の心得が、少年によってちゃんと実践され、最後は無二の親友たちを得て、じんわりと心温まるエンディング。斉藤洋氏のユーモアにあふれた文章に伊東寛氏の挿絵がピッタリ。クスクス笑いながら読んだ。児童書だが大人の方にもお勧め。2010/05/23
HNYYS
4
図書館本。ベンガル虎が大人になるために旅をする話。随分と律儀な虎で、人間よりしっかりしていて立派でした。2019/09/09
はなびや
3
最初読みづらく感じたけれど、人間の子どもたちが出てくる件からはさくさくと読めた。2021/07/20
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