内容説明
「世の中の役に立つことをしたい。」伝染病の予防や治療のために多くの発見をした北里柴三郎。それは不屈の精神と地道な努力によってもたらされた情熱の証なのです。
目次
1 武道にあこがれて
2 マンスフェルト先生
3 ドイツへ留学
4 破傷風菌を制圧
5 伝染病研究所の設立
6 ペスト菌の発見
7 恩師との別れ・再会
8 北里研究所の設立
9 福沢諭吉への恩返し
10 晩年の柴三郎
著者等紹介
たからしげる[タカラシゲル]
大阪生まれの東京育ち。立教大学社会学部卒業。産経新聞社で記者として働いているときに作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aya Murakami
48
他館図書館本。 恩師との間に脚気菌騒動があったのですね。科学もまっすぐ順調に成長発展するわけではないのですね(当たり前ですけど)。 野口英世さんが大事な本を…、なんとなく彼らしいエピソードです(あとで許してもらえたらしい)。2024/07/28
海戸 波斗
1
たからしげるさんの文章が好きだ。野口英世より北里柴三郎のお札になってほしいくらい好感を持ちました。繰り返し「人の役に立ちたい」って刷り込まれる。日本人らしい日本の子どもにぜひ読ませたい。が私は止めておこう。2021/07/08