出版社内容情報
世界5大陸最高峰の登頂、北極圏1万2000キロの犬ぞりの旅など、たったひとりで大自然に挑んだ冒険家の生涯。
内容説明
いろいろな大陸でいちばん高い山に登ったり、北極を犬ゾリで走りぬけたり。数々の記録を残した冒険家・植村直己は、ひとりぼっちの冒険が好きでした。それはなぜだったのでしょう。
目次
1 国民栄誉賞を受賞した世界的冒険家
2 ついたあだ名は「ドングリ」
3 四年五か月の海外登山修行
4 登山許可が下りない
5 なぜひとりの冒険にこだわるのか
6 北極圏を犬ゾリで駆けぬける
7 エスキモー犬たちの大冒険
8 冒険家に求められるのは夢を見続ける力
資料
著者等紹介
滝田誠一郎[タキタセイイチロウ]
ノンフィクション作家・ジャーナリスト。1955年東京生まれ。青山学院大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aya Murakami
90
他館図書館本。 生のアザラシ肉食べようとして胃が受け付けなかった…、ということはyoutubeで知っていたのですが、その後2,3日で適応していたのですね。なんでもおいしく食べて現地の文化を尊重するというのが冒険家の才能の一つ…らしいです。もちろん命を懸けて冒険するのですから文化の尊重だけではやっていけないのですが…。2023/04/02
海戸 波斗
2
明治大学っておしゃれ。阿久悠の記念品飾ってあったり、拷問器具が展示してあるんだ。さすが東京六大学だわ。ひとりにこだわる。のに説明がたくさんあるけど理解できず、この世には自分に理解できないことがあると受け入れようと思った。アルピニストの野口健しかり、歌があった。娘さん、良く聞けよって山後家さんだよって。2021/07/17
夜花YOKA🐙
1
ぼうけんかすごい。2023/03/29
千曲りお
1
ガッツの人2017/09/20
よね
0
マッキンリーに消えた登山家で冒険家ということは知っていた。が、どんな人なんだろと思い読んでみた。大学から登山を始めたこと。内に秘めた情熱や行動力が半端なく、現地で何度も登山許可を取りに行き説得する力など。なぜ単独登山なのかも知れた。「他の国の登山者の為に奉仕しなければならないことを気の毒に思った」と戸惑いを感じた。とある。また本人の環境適応能力の高さに驚いた。「現地の人々の暮らし、文化を尊重しよう」という考えは、何事にも繋がるように思う。冒険家の資質として、夢を見続ける力というのは読んでいて納得した。2025/03/05