出版社内容情報
激動の幕末を駆けぬけるように生きた竜馬の短い人生。明治維新へと新しい日本の政治をきりひらいた彼の夢とは。
内容説明
江戸から明治へと、日本が大きく変わるとき、活躍したひとりの若者、坂本龍馬。激動の時代をかけぬけた、その人生は、どんなものだったのでしょう。龍馬が目指した日本とは?
目次
1 黒船のしょうげき
2 泣き虫龍馬の成長
3 進むべき道は
4 運命を変える出会い
5 西郷の力を借りて
6 日本で初めての「商社」をつくる
7 二つの藩を結ぶには
8 目指すは海の向こう
9 ついに幕府の終わりへ
10 夢半ばに
資料
著者等紹介
榎本秋[エノモトアキ]
東京生まれ。WEBプランニング、ゲーム企画のほか、日本史に関する執筆、監修、編集業務などを数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aya Murakami
59
図書館本。 激動の幕末。坂本龍馬は人望に恵まれていたんですね。姉の乙女はらんまんの万太郎ちゃんのお姉さんのモデルの一人だとか聞きました。お龍もいい味出していました(女性は強烈なのが多い印象) 龍馬に影響を与えた人は多すぎるくらいでしたが、その一人の久坂玄瑞が禁門の変で25歳の若さで自害したというのは悲しい話。龍馬自身も最後は暗殺されてしまうのですが。2024/07/31
かいゆう
30
息子の借り本。歴史的な人物を知るには、まず児童書の伝記を読むのが一番分かりやすい。龍馬と言えば薩長同盟を結ばせた人。『意地を張り続けちょったら、いつまでも平行線のままじゃ!前に進むためには、おたがいに歩み寄るべきやないがか!』今の私にズシっとくる言葉だ。自分の考えに固執しないで、他の意見も聞いてみる。そういう姿勢を見習いたい。戦いはさけて、政権を朝廷に戻すという考えが良かった。2017/01/02
mimosa
2
海援隊にまつわる人の多くは志半ば的に不甲斐ない死をとげていて30代で死んでいる。幕末という時代の100年にも満たない短さに注目すると長い歴史を見る中でその短さに驚いた。2024/02/11