出版社内容情報
チャイロはたっくんちの飼い犬です。たっくんの自転車を見て「ぼくならもっと上手に乗れるよ」と思っています。ある夜チャイロがこっそり自転車に乗ると、飼い猫のシロが「サイクリングね? あたしも行きたいな」と言うので後ろに乗せて「出発進行!」。得意になってこいでいきますが、坂道でブレーキがわからず大ピンチ…!? 犬のチャイロと猫のシロが、飼い主の知らない楽しいことをする、ワクワク楽しい新シリーズです。
内容説明
チャイロは、たっくんちの飼い犬。たっくんの赤い自転車を見て「ぼくも乗ってみたいなあ」と思っています。ある夜チャイロはこっそり自転車に乗ってみて…!?飼い主の知らないところで、柴犬のチャイロたちが大冒険する、たのしいシリーズです!
著者等紹介
たるいしまこ[タルイシマコ]
垂石眞子。神奈川県茅ヶ崎市出身。多摩美術大学卒業。絵本の作品に『もりのふゆじたく』『きのみのケーキ』『あたたかいおくりもの』『あついあつい』『なみだ』(以上、福音館書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がらくたどん
63
元同僚に「読んでみて」と渡された本。いまや絵も文もドントコイの幼年童話の大ベテラン垂石さんの楽しいお話。主人公は柴犬チャイロ。作者と18年間を共にした柴ワンコがモデルだそうな。だからか、柴独特の好奇心の旺盛さとキョトンとした表情がリアル。飼い主たっくんが練習中の赤い自転車、乗ってみたい!とこっそり真夜中にお姉さん格の猫のシロとサイクリングに繰り出す。小さい子が消化しきれないほどの屈託は敢えて含めず、低学年が味わい尽くせる丁度良い「大冒険」感と「危機一髪」感。ここからお話の扉を開いて歩いて行ってほしい。 2022/08/03
ぶんこ
45
新しい真っ赤な自転車を買ってもらったたっくん。それをみていた柴犬のチャイロは乗りたくてしかたありません。そこで真夜中にこっそりサイクリングへ。猫のシロを後ろに載せてレッツゴー。チャイロの笑顔が可愛くて私も笑顔に。風をきって走るって最高。土手ではあわやの場面もありましたが。満開の桜を楽しみ、無事サイクリング終了。自転車を綺麗に掃除して元の場所へ。犬と猫の冒険。いいなぁ。2023/05/31
マツユキ
19
先に読んだ二作目が面白かったので、一作目も。自転車に乗るたっくんを見ていたチャイロは、夜になると…。夜のサイクリング、楽しい。なかなか危ない目にあっていますが…。そうか、その季節だったのか!最後まできっちりにはならなかったけど、良いお土産になったね。素敵な作品でした。2023/02/11
のり
14
低学年からの読み物。絵が可愛い!柴犬のチャイロが夜中にこっそり飼い主のたっくんの自転車に乗る、それだけなのにホッコリする。楽しそうなチャイロとシロが 本当にいい!柴犬好きには特に響く。2022/08/24
NakaTaka
12
この本も楽しい。犬が自転車をこいでサイクリング!しかも後ろにネコ乗せて。夜中の秘密のサイクリング。読んでいて風を感じた。気持ちよさそう。しば犬チャイロと家猫シロ。楽しいシリーズ。2024/02/17
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