出版社内容情報
不登校の日々を送っていた小学5年生の永都は、とつぜん母から「エジプトへ行こう」と誘われる。異文化の一つひとつに驚きつつも、年の近い少年・マドと出会い、「エイト」と親しみを込めて呼ばれるほど仲良くなり、自分を見つめ始める。しかし、コロナのパンデミックで、エジプトにアジア人差別が……。はじめての海外生活で、文化のちがいにとまどい、緊急事態も発生! まるで冒険のような状況の中で成長していく少年の物語!
【目次】
内容説明
不登校だった小学5年生の永都は、突然、母といっしょにエジプトで暮らすことに!異文化の一つ一つに驚きつつも、同い年の少年・マドと出会い、「エイト」と親しみを込めて呼ばれるほどになる。しかし、コロナウイルスのパンデミックで、アジア人差別が…。日本を飛び出し、初めての海外生活で、自分を見つめ直す少年の物語!小学校高学年向け読みもの。
著者等紹介
嘉成晴香[カナリハルカ]
1987年、和歌山県生まれ。作家、詩人、日本語教師。中学3年生のとき、詩集『会いたくなったらいつでも会える』(文芸社)を刊行。2013年、朝日学生新聞社児童文学賞を受賞した『星空点呼折りたたみ傘を探して』(朝日学生新聞社)を刊行し、第43回児童文芸新人賞を受賞。『人魚の夏』(あかね書房)で第69回産経児童出版文化賞フジテレビ賞、第8回児童ペン賞少年小説賞受賞。児童文芸家協会会員
早川世詩男[ハヤカワヨシオ]
1973年愛知県生まれ。第30回ザ・チョイス年度賞入賞。第32回ザ・チョイス年度賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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