読書の時間<br> 和算の道をひらけ!―江戸の数学ブームをおこした吉田光由

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和算の道をひらけ!―江戸の数学ブームをおこした吉田光由

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  • サイズ A5判/ページ数 178p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784251044846
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

江戸時代はじめ、角倉素庵たちの河川工事を見ていた少年吉田光由は、「たった5か月の工事で、船が来るなんて」と憧れを抱く。公共事業のためには算法を極めることが必要だと説かれた光由は、熱い気持ちを胸に学問に取り組み、やがて今も農業用水路として残る菖蒲谷隧道と、関孝和を生む江戸の数学ブームのきっかけとなった算法入門書『塵劫記』という大きな社会貢献を残した。激動の時代のなか志高く生きた歴史物語。

内容説明

七兵衛(後の光由)は、京都北嵯峨野の農民のために隧道(トンネル)を掘り、水を通す工事を成功させる。さらに、実際の仕事に役立つ数学の問題を次づきに考え、子どもでも楽しく学べる『塵劫記』を出版する。江戸時代の大ベストセラーを書いた、情熱と夢に満ちた吉田光由の物語。

目次

1 岩を焼いてくだく工事
2 二条京極のそろばん塾
3 バテレンの算法塾
4 別れ
5 大覚寺からの依頼
6 落盤事故を乗り越えて
7 『塵劫記』の誕生
8 生まれ変わった『塵劫記』

著者等紹介

鳴海風[ナルミフウ]
1953年新潟県生まれ。東北大学大学院機械工学専攻修了。博士(経営情報科学)、MBA(経営学修士)保有。江戸時代の数学「和算」を題材にした小説などを多く発表。1992年『円周率を計算した男』で第16回歴史文学賞、2006年日本数学会出版賞、『円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦』(くもん出版)が、第63回青少年読書感想文全国コンクール中学校の部課題図書

おとないちあき[オトナイチアキ]
一般文芸書など幅広いジャンルで、装画・挿し絵をてがけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぽけっとももんが

6
図書館新着本。江戸時代、算額など市井の人がこぞって数学の難問に挑んだのは知っている。それにしても漢数字で計算って、どうするのだろう。繰り上げ繰り下げからして難しそうだ。何かその秘密がわかるかと思ったけれどもそういう本ではなかった。京都の治水に関わった吉田光由の半生。2023/06/08

好奇心

0
吉田光由まさに本の題名とおり和算の道をひらいた人、先駆者だった、角倉了以の一族だったとは、時代は徳川幕府が開かれた直後の慶長年間、和算の能力を土木事業である川の開削に応用したとは、和算は天文学の基礎にもなっている、その計算の元になっているのが、現在でも引き継がれている計算器の元祖、そろばんである、幼少時誰でも一度は手にしたことのある、ソロバンはまさに算法の大好きな日本人を育ててくれた、利器である、吉田から関孝和等へ継承された塵劫記を読んでみたい 2023/05/27

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