読書の時間<br> ぼくらは森で生まれかわった

個数:
  • ポイントキャンペーン

読書の時間
ぼくらは森で生まれかわった

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月27日 22時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784251044792
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

岩手の小さな村で夏休みを持てあまし気味の小5の真は、河童伝説のある森で、都会から来た順矢と出会った。順矢の第一印象は最悪だったけれど、同い年でもあり、真は毎日一緒に行動するように。しかし、順矢が映画で有名な子役だという秘密と、真がいじめにあっているという嘘が、祭りの夜に明らかになり、傷ついた順矢が東京へ帰ってしまう……。現在の悩みと向き合い、未来を真剣に考えることになった少年たちの特別な夏を描く!

内容説明

夏休みの真は、河童伝説のある森で、都会から来た順矢と出会う。第一印象は最悪だったけれど、次第に気を許していく真。しかし、順矢は映画で知られた子役ということをかくし、真も学校でのいじめについて、うそをついていた。祭りの夜に、真実が明らかになってしまい…。現在の悩みと向き合い、未来を真剣に考えていく、少年たちの特別な夏!

著者等紹介

おおぎやなぎちか[オオギヤナギチカ]
秋田県生まれ。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会会員、全国児童文学同人誌連絡会「季節風」、俳誌「童子」同人(俳号は北柳あぶみ)。岩手と東京を行き来して、創作を続けている。主な作品に、第42回児童文芸家協会賞受賞作「オオカミのお札」シリーズ(くもん出版)、第45回児童文芸新人賞受賞作『しゅるしゅるぱん』(福音館書店)などがある

宮尾和孝[ミヤオカズタカ]
1978年、東京都生まれ。ロックバンド「GOING UNDER GROUND」のジャケットイラストを描いたことをきっかけにイラストレーターに。2003年には大阪で個展を開催し、画家としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yumicomachi

5
気持ちのいい物語だった。主な舞台は、岩手県の羽野村と呼ばれる地域。河童伝説などもあり、自然豊かなその場所で生まれ育った小学校五年生の真は、夏休みに東京から来た同い年の少年・順矢に出会う。順矢は、民俗学研究者であるおじに同行してきていた。しだいに打ち解けていく二人だったが、事件が起こり、もともと心に傷をもっていた順矢は、真に黙って東京に帰ってしまう。そして……。「お前、勇気あるか?」「お前、勇気あるね」という、かっちゃんの言葉が効いている。勇気と再生がこの作品のキーワードといえると思う。2021年6月刊行。2021/06/23

izw

4
河童森のある田舎で、5年生の真が都会から来た順矢と出会う。翳りのある順矢だったが、本当はもっと大きな秘密があた。祭の夜にその秘密が明らかになった後、急展開する。少年たちにとって特別となった夏の経験だが、順矢のように極端に特殊な環境にいる子だけではなく、普通の子にある普通の悩みにも投影できるストーリー展開だと思いつつ読み進めた。蝉の鳴き声が、登場するたびに、微妙に変化していき、夏の時間が経過が実感できる。2021/09/04

さい

3
しみじみと良い本です。自然と歴史の懐に抱かれ、河童伝説の隣で生活する子と、都会のど真ん中でメディアに晒されて生きてきた子の出会い。全く違う育ちと価値観の中にいるようであり、実は普遍的なものの中に在るようでもある。相手を思う気持ちがなければそれきりだけれど、わかろうと一歩踏み出す勇気があれば人生は大きく変わる。登場する食べ物が美味しそう。キュウリもクルミ餡のからんだ餅も。植物の描写も魅力的で、カヤやミゾソバ、検索してしまった。かっちゃんを真っ直ぐ見つめて描いているのがとても嬉しい。2021/12/02

芦屋和音

2
小5の真は岩手県の河童伝説のある地域に暮らす。夏休みに、東京から同い年の順矢がやってきて……。小学生ながら二人とも、今後の将来についてちゃんと考えている。物語が進むと共に蝉の鳴き声も変化してゆき季節の移ろいを感じた。「心が壊れそうになってもきちんと再生できる」というメッセージを受け取りました。クルミ餅が食べたい🤤2022/03/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17866618
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。