内容説明
けちな男がさくらんぼうを、たねごとたべると、頭からさくらの木がはえた。みんなは男の頭の「あたま山」で、花見のどんちゃんさわぎ。いやになった男はとうとう…!?大胆なアレンジが楽しい、古典落語をダイジェストしたシリーズ。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年、東京に生まれる。現在、亜細亜大学教授。『ルドルフとイッパイアッテナ』(講談社)で第二七回講談社児童文学新人賞受賞。『ルドルフともだちひとりだち』(講談社)で第二六回野間児童文芸新人賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞
高畠純[タカバタケジュン]
1948年、名古屋に生まれる。現在、東海学院大学教授。『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。『オー・スッパ』(講談社)で第九回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トモ。
5
落語がベースになっているらしい短編3つ。私は真ん中の「だくだく」が好きです。「~のフリで~」と泥棒さんと部屋の持ち主が掛け合うところで思わず笑ってしまった。でもどれもサッと読めるし、面白かったです!!冗談とかギャグとかが好きなひょうきんなお子さんにも良いかもー。2014/07/18
菊蔵
4
娘に読み聞かせていたら、落語の英才教育している!と夫に言われる。落語、好きです。演者によってはアレンジもあるし声の質、仕草の個性など、印象が全く変わることもあるし、こうして文章として読むと想像力を掻き立てられて、ツボにハマるとたまらない。この斉藤さんと高畠さんのコンビの児童書シリーズは私大好きで、今回もとても楽しく読みました。内容はいわゆる与太郎話など、どうしょーもなくなんとも呆れたシュールさだが、高畠さんの呑気な絵が独特の味わいを醸しています。短い中にも想像を絶するワンダーランドが詰まってました。2017/08/22
Shoko
4
息子と図書館で借りて、読みました。このシリーズ、すっかり気に入って、今作も2人でアハハと笑いながら、楽しみました(^^) 2人の好みが一致して、3話の中では、「どうぐ屋」がベストということになりましたー♪2014/12/27
読み人知らず
3
落語の演目「あたま山」相変わらずいい流れで進んでいきます^^このネタの引っ張り具合がすき^^2010/02/14
しーまま
2
このシリーズはとても好き2008/03/31
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