内容説明
落語の世界を、大胆にアレンジ!落語の、“お話の面白さ”を中心にダイジェストしました。「ぞろぞろ」「ためし酒」「船徳」の三話が入っています。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年、東京に生まれる。亜細亜大学教授。「ルドルフとイッパイアッテナ」(講談社)で第二七回講談社児童文学新人賞受賞。「ルドルフともだちひとりだち」(講談社)で第二六回野間児童文芸新人賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。他にも作品多数
高畠純[タカバタケジュン]
1948年、名古屋に生まれる。東海女子大学教授。「だれのじてんしゃ」(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。「オー・スッパ」(講談社)で第九回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亮さん
5
落語を面白く子ども向けにアレンジ。 今回はぞろぞろ、試し酒、船徳の三本を収録。どれもまぁまぁの面白さと行ったところ。船徳が話の変化が多くて1番受けるかもしれない。 2017/05/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
2
30年度ブックトーク授業4年生。ちょうど明日から始まる国語の単元なので貸し出し。子どもたち落語の授業をとても楽しみにしていると聞いていたので喜ばれました。他2編もあるので落語の絵本を2学期は増やそうかな?2018/07/17
菊蔵
2
数年前から時々落語のCDを借りて聞いたりしています。(入り口は米朝)こちらは落語を子供が楽しめるようにアレンジした一冊。意味わかるかなー?と思いつつ読んでみましたが面白かった!特に「船徳」が滅茶苦茶私と娘のツボに入り、読みながら声がうわずってしまい、ヒーヒー笑いながら読了しました。いやー面白い!あの、落語独特のとぼけた変な人というのがハマってしまうとたまらない!人の愚かさと呑気さとそれを呆れて見守る人々の普遍的な世界。これはシリーズなのかなあ。また違う話を読みたいです!2017/07/18
Shoko
2
ランランらくごシリーズ4作目。 このシリーズを気に入って、図書館で借りるのが楽しみな息子(と私)。 落語って、記憶に残りやすいのかな、読んでからしばらくたってからも、息子と「あんな話あったよね、面白かったがー」などと話すのもまた、楽しいものです。 飄々としたイラストも、このシリーズ(落語)にぴったりで、お気に入り。 シリーズが続いていくといいなぁ、と思っています。2014/11/02
vodka
1
ストーリーを知って読むべき本だなと改めて思いました。そして音読の方がリズムがついていいですね。誰かに読み聞かせしてあげたい本。2021/06/22