出版社内容情報
服をぬがされて「ひみつだよ」と言われたら…? 性暴力や虐待について知り、被害にあわないための方法を実践できる絵本。
内容説明
むりやり暗いところにつれていかれて、体をさわられたら?へんなことをされて「ひみつだよ」といわれたら?身近な人から「おまえのためだ」と、暴力をふるわれたら?そういう体験をした子どもたちは、自分を責め、また、そのことを忘れようとして、口をつぐんでしまいます。でも本当は、大切な自分の心と体を守るために、「いや!」といっていいのです。そのほか、つかまりそうになったときの逃げかたや、いやな思いをしてしまったときの信頼できる人への相談のしかたなどがわかり、“自分を守る方法”が身につく絵本です。
目次
むりやり暗いところにつれていかれたモモちゃんの話
おじさんにふくをぬがされて、「ひみつだよ」といわれたら?
「これは、しつけだ」と、おとうさんに、たたかれたら?
性ぼうりょく・ぎゃくたいにあわないために、できることを考えよう
なにかあったら、ここにでんわして、そうだんしよう
著者等紹介
嶋崎政男[シマザキマサオ]
東京都立大学心理学科卒業後、東京都公立中学校教諭、都立教育研究所学校教育相談研究室指導主事、杉並区天沼中学校校長等を経て現在は東京都福生市教育委員会参事。日本学校教育相談学会事務局長なども務める
すみもとななみ[スミモトナナミ]
1963年横浜生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。広告代理店、プロダクションなどでグラフィックデザイナーとして勤務し、1994年にデザインオフィス「スパイス」を設立。後にイラストレーターへ転身。雑誌、書籍などエディトリアルを中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。