出版社内容情報
ひとりぐらしのおばあさんが、チラシに書いてあったお店にセーターを注文しました。届いたセーターを着ると、元気が出て、家にじっとしていられなくなりました。
5歳から
内容説明
「へえ、うさぎやのセーターねえ。」おばあさんはちらしをながめながら、めをほそめました。「こんなてがきのちらしをくばるなんて、きっとちいさなセーターやさんね。でも、『このセーターをきると、さむさにつよくなり、かぜをひくことがありません。』なんて、ほんとうかしら。」ひとりぐらしのおばあさんと、うさぎたちとのふれあいをあたたかくえがいたどうわです。
著者等紹介
茂市久美子[モイチクミコ]
岩手県に生まれる。実践女子大学英文科卒業。『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、第3回ひろすけ童話賞受賞。同人誌『童』同人。東京都在住
新野めぐみ[シンノメグミ]
大阪府に生まれる。デザイン事務所を経て、フリーの絵本画家として独立。1989年・91年・97年、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。91年、テヘラン・イラストレーションビエンナーレ入選。日本児童美術家連盟会員。大阪市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
26
一人暮らしのおばあさんと、うざきのセーター屋さんのお話。茂市さんらしいとっても温かなストーリーでした。よもぎたいらのうさぎさんにひざ掛けとマフラーを作ってもらいたいなぁ。編み物は苦手だけれど、編み物がしたくなりました。絵がお話にぴったりでした。2018/01/22
神城冥†
16
おばあさんとうさぎやのセーター屋さんの心暖まるお話。実際にこんなお店があったらセーター頼みたい。2015/07/10
絵具巻
4
文京区立根津図書館で借りました。2016/05/16
千尋
3
一人暮らしのおばあさんとセーターを作るうさぎさん達のあたたかいクリスマスストーリーです**「よもぎだいら」は茂市久美子さんが描く物語に度々出てきますね(^-^)**茂市さんの作品は懐かしくてあたたかいハートフルストーリーなので、私も大好きです**2010/11/28
mayuri(Toli)
1
ある冬の日、おばあさんはうさぎ屋さんでセーターを注文します。そのおかげで、この冬風邪を引くことはありませんでした。お礼に、セーター屋さんの従業員を呼んで、クリスマスパーティーを開きます。 クリスマスのお話ですが、心の底からあたたかで優しい気持ちになれるご本でした。物を大切にする、感謝するって大切なことです。見開きにある挿絵も可愛くて、とてもこのご本にあっています。いいお話でした。2024/05/13
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