内容説明
小学5年生の夏休みに引っこしてきたリク。近所の神社で、風変わりな少年タクミと出会う。絵馬に七不思議をかくと願いがかなうと聞き、いっしょに、町の怪談話を集めにいく…!
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
2003年に日本児童文学者協会長編児童文学新人賞佳作を受賞した『晴れた日は図書館へいこう』(小峰書店)でデビュー
TAKA[TAKA]
2013年『視えるがうつる!?地霊町ふしぎ探偵団』(角川つばさ文庫)の挿絵にてデビュー。2018年度版NHK語学テキスト「基礎英語3」の挿絵をはじめ、児童書や中学生高校生向け書籍や雑誌、新聞などへのイラストを数多く手がけている。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
45
児童書。中学年から読める。夏の終わり、田舎に引っ越してきた5年生のリクは近くの神社にお参りに行った。七節(ななふし)神社の鈴を鳴らすと木の上で昼寝をしていたタクミが落ちてきた。タクミと意気投合号したリクはふたりで、七節町(ななふしちょう)の七不思議を探すことにする。不思議な話を7つ集めて絵馬に書いて神社に奉納すると、なんでも願いが叶うという。タイムリミットは今日の日暮れまで。▽怖くない、面白かった。2019/09/30
こふみ
28
子ども達に人気の怖いお話と物語が一緒に楽しめます。勤務校の図書館に続編含めて購入しました。たくさんの子ども達が読んでくれるといいなぁ。2022/01/09
みよちゃん
8
身近な謎を解きに。シリーズになっているようだ。以外と面白かった。2023/06/15
おひさま家族
4
小6次男読了。市立図書館より。2021/05/28
ねこうさ✿
2
七節町、昔の名前は七不思議町に引っ越してきたリク。暇つぶしにいった七不思議神社でタクミと出会い、七不思議を集めて願いを叶えてみることに。目次はなく、こんな話があってね…と、本文の途中に話のタイトルが出てくる形式。本物の七不思議を探す中で、七不思議ではない単に不思議な話も出てくる。最後のひったくり犯の逮捕劇は漫画みたいだけれど、こんな目に遭えば寧ろ警察に保護してもらいたくなるかも。口を開ける狛犬、手招く地蔵、怪談好きのカッパ、鬼の住職、人面魚、おっぱっしょ、神社の神隠し。七不思議たちが元気いっぱい。2020/08/19