出版社内容情報
雪の夜、正太さんのレストランにやってきた白い服の兄妹。「ゆきなべ」のお店をさがしている、といいますが……。
小学校低学年以上向き
内容説明
ゆきのよるレストラン「小さなトマト」にやってきた小さなふたりのおきゃくさま。ふたりのさがすゆきなべのおみせとは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のこ
6
雪の夜、レストラン「小さなトマト」の戸を叩く音がしました。正太さんが出てみると、2人の子供が立っています。おじさんのお店を探しているというけれど…。■「ようこそタンポポしょくどうへ」の続編?そちらは前回読みましたが、それにも増して美味しそうなものがたくさん!“ゆきなべ”がもうたまらない!名前からして美味しそう…!■雪の夜だけに“ゆきなべ”のお店を出す理由がとても素敵です。寒い冬の夜の話だけれど、とてもホカホカした気持ちで読み終えました。まさに冬に読む一冊!2014/03/04
たんぽこ
4
高原のレストラン「小さなトマト」を舞台に、コックの正太さんと不思議なお客さまたちとの交流を描くシリーズ4作目。温かくて幸せな気持ちになります。土田義晴さんの描くご馳走の数々が美味しそうでたまりません。2020/10/02
なー
3
冬の屋台で食べる雪鍋!これはもう沁みるに違いないですよね。以前雪鍋を作ってみたのですが、何だか大根の癖のある匂いが前面に出てしまって、大失敗だったんですよ…。もう一回挑戦してみようかな。2021/10/06
ジョセフィーヌのねこ
1
冬の、雪の雰囲気と、家の中やお店の料理の暖かさのコントラストがいとおしい。ウフ・ア・ラ・ネージュを食べて見たい!子ども向けの本なのに、レシピは本格的なフレンチだったり、イタリアンだったり、和食だったりするのも魅力的。絵も物語の雰囲気にぴったり。ふわふわで可愛い。動物に優しいお話なのが嬉しい。2018/06/24
だいきち
0
雪の日にだけ現れる屋台の話を聞いてレストラン店主の正太さんが訪れると、お豆腐屋さんが開いている屋台だった。人間に化けた動物が食べにくる、寒い日の温かい話。2020/12/17