出版社内容情報
小さいながらもどう猛な鳥モズ。荒々しいえもの捕りやなわばり争い。反面、愛情に満ちた子育て。モズの一年を追う。
小学校低学年~高学年向き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
27
この秋は、枕元のモズの高鳴きで目が覚める生活。稲が黄金に色づくころ、オスもメスも若鳥も単独生活を始め、ナワバリを主張する季節。ほかの鳥の鳴きまねをする習性、百舌。嘴はかぎづめ、小さなハンター。そして、はやにえ。さて、うちのモズの種類は何だろう。◉托卵は不思議だ。する側(カッコウ、ホトトギス、ジュウイチ、ツツドリ)はともかく、される側(モズ、ウグイス、オオヨシキリ、アオジ、キセキレイ)に意味はあるのか。やられっぱなしなのか。◉著者あとがき「頭のないマヒワ」が鮮烈。豊かな自然体験。2020/10/24
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