科学のアルバム<br> モズのくらし

科学のアルバム
モズのくらし

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  • サイズ A5判/ページ数 52p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784251033833
  • NDC分類 K488

出版社内容情報

小さいながらもどう猛な鳥モズ。荒々しいえもの捕りやなわばり争い。反面、愛情に満ちた子育て。モズの一年を追う。

小学校低学年~高学年向き

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新田新一

37
科学のアルバムは、小学校や中学校の図書館に置いてあり、よく読んでいました。地元の図書館のリサイクル本として頂いたので有難かったです。懐かしい気持ちで読みました。モズの生態が手に取るように分かる写真が多く収められています。古めかしい昭和的な写真ですが、かえって味わい深いです。菜の花畑で獲物を探すモズの写真などは美しいと思いました。この本を読んで初めてはやにえのことを詳しく知りました。捕まった動物には残酷なことですが、興味深いです。托卵のことも解説してあり、充実した内容の本です。2025/07/20

アナクマ

27
この秋は、枕元のモズの高鳴きで目が覚める生活。稲が黄金に色づくころ、オスもメスも若鳥も単独生活を始め、ナワバリを主張する季節。ほかの鳥の鳴きまねをする習性、百舌。嘴はかぎづめ、小さなハンター。そして、はやにえ。さて、うちのモズの種類は何だろう。◉托卵は不思議だ。する側(カッコウ、ホトトギス、ジュウイチ、ツツドリ)はともかく、される側(モズ、ウグイス、オオヨシキリ、アオジ、キセキレイ)に意味はあるのか。やられっぱなしなのか。◉著者あとがき「頭のないマヒワ」が鮮烈。豊かな自然体験。2020/10/24

のん@絵本童話専門

2
モズといえば、昆虫を枝に刺し、カッコウによく托卵されることしか知らなかったが、なかなかに面白い!!はやにえは秋に多いこと(冬へのたくわえ?食べ残しや食べ忘れ?)、はやにえにされるのは昆虫だけでなくカエルやもぐら、ヘビまでいること、案外猛禽類のようなハンターで渡り鳥まで食べること、初夏の二回目の繁殖のときに南から渡ってきたカッコウに托卵されること、個で過ごすことがほとんどなこと。はやにえの理由、今でもまだ解明されていないのかな?2025/09/16

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