出版社内容情報
フクロウは夜の森で活躍する、夜の狩人です。人間の何十倍もある高感度の耳や目のしくみとともにその生態を観察。
小学校低学年~高学年向き
目次
夜の森のかりゅうど
目や羽、足のひみつ
昼のフクロウ
かえってきたフクロウ
巣づくり、産卵、そして抱卵
ひなのたんじょう
えさわたし
ひなの食事
ひなの巣立ち
巣立ちびなの食事
アオバズクの巣づくり(六月中旬)
猛きん類のなかま
フクロウのなかま
フクロウのからだ
フクロウのえさ
フクロウのすむ森
著者等紹介
福田俊司[フクダトシジ]
1948年、栃木県宇都宮市に生まれる。1971年、上智大学法学部を卒業、日立製作所を経て、ビジネスホテルを経営。子どものころより、昆虫から哺乳動物まで、はば広く野生動物に興味をもちつづける。1966年より、生態写真を撮りはじめる。以後、野鳥の保護と観察をしながら撮影をつづけ、最近は、フクロウ類の他にシベリアの自然をテーマにとりくんでいる。日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
84
フクロウの生態を紹介する写真絵本。ヒナがめちゃくちゃ可愛らしく、娘は大興奮。貴重な瞬間の写真も数多く収められており、興味深い。尾羽をいっぱいに広げた飛翔、オスが獲ってきたネズミをメスに渡すところ、ネズミを丸呑みするヒナ、巣立ちはじめたヒナ、フクロウの巣立ちを目を赤く光らせながら見守るアオバズク、などなど。先日、農家を兼業しながら苦労してフクロウの写真集を出したアマチュア写真家の本を読んだが、やはり、プロはここまで違うか、とプロの世界の厳しさを感じた。2016/01/30
=emy=
11
近所の鎮守の杜に鳴く『ホーホホー』がずっと気になっていて、図書館で借りました。児童書ですが、丁寧でわかりやすい解説、写真に魅了されます。猛禽なんですね。たしかに嘴が。個体が減っているとの事。森を守って大切にしたい野鳥です。2021/05/30
のん@絵本童話専門
2
3歳5か月 花鳥園に行ってたくさんのフクロウを見たので借りてきたのですが、文章も多く、息子はお気に召さなかったようです。まだ小さいうちは、宮崎学さんのふくろう(かがくのほん)の方が文章が少ない写真絵本なのでいいかもしれません!大きくなったらまた読んであげたいと思います。2016/03/29
ぽんけん
1
ヒナの写真がかわいかった。ミミズクの目が赤く光ってる写真にびっくりしました。2010/05/22
Mayuko Kamiwada
0
<テーマ>鳥、生き物 フクロウの暮らしが写真を使って、くわしく書かれている本。 子育てのところでは、ヒナが巣立つところまで書いてありました。 フクロウの耳のひみつでは、左右の耳の大きさが違い、上下にずれていることを初めて知り、驚きました。 2019/04/26