出版社内容情報
中国から伝わったというアサガオの歴史をはじめ、つるのふしぎな習性、花・葉・たねのしくみなどをしらべます。
小学校低学年~高学年向き
目次
たねまき
なにか白いものが…
ねのひみつ
めがでた
ふたばになった
はがでた
つるがのびた
つるのうんどう
つるをみてみると
どこがのびるのか〔ほか〕
著者等紹介
佐藤有恒[サトウユウコウ]
1928年、東京都麻布に生まれる。子どものころより昆虫に興味をもち、東京都公立学校に勤めながら昆虫写真を撮りつづける。1963年、東京都銀座で虫と花をテーマにした個展をひらき、翌1964年に、フリーのカメラマンとなる。以後、すぐれた昆虫生態写真を発表しつづけ「昆虫と自然のなかに美を発見した写真家」として注目される。1991年、逝去
中山周平[ナカヤマシュウヘイ]
1915年、神奈川県に生まれる。1935年、東京府青山師範学校卒。東京都の小学校校長を歴任。小学生のころより生物に興味をもち、昆虫、植物など、いろいろな自然物の観察、採集などに熱中。理科教育の分野に多大の業績を残している。2002年、逝去
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gururi
10
時代は感じるけれど良い本。小学校の自由研究のヒントになりそうなテーマも。つるのひみつの実験は興味深かった。「たねからたねまで」「つぼみのねじれがゆるむ」など言葉の使い方も何だか素敵。2023/06/28
あんみつ
4
種の断面図を初めて見たので、親子で驚きました。(小1)2015/08/17
ピンクのヤドン@どわすれ
1
☆3 アサガオを育てたくなる。いろんな実験をしたくなる。2022/04/09
白としろ
0
4/28種まき、5/5発芽、5/6双葉、5/17蔓、6/11蔓と葉から枝分かれ、7/15蕾、7/20花、8/20実、11/10種となろ落ちる。黒土か赤土に腐葉土、双葉 お裏に土がつかないように根元に砂かワラ。水やりは朝と昼。肥料は10日に一度。2016/03/30
のん@絵本童話専門
0
アサガオの種の断面図写真がみられて楽しい。種取りが楽しみな息子は早々収穫したときに中身を確認していたらしい。アサガオはマレー諸島、中国の南原産で、奈良時代に唐から、下剤の薬として伝わったらしい。つるの巻きつく距離、方向、太さを調べる実験、やってみたかった!めしべとおしべの時間経過による長さの変化(受粉のため)も見てみたかった!他にもアルミホイルを巻いて咲く様子を見るとか、太陽の光とでんぷん合成の関係を調べる実験など、やってみたいがいっぱい。2023/09/01