出版社内容情報
カブトムシの生活や、そのからだ、一生などを、土の中までカメラが追いかけて、クローズアップでくわしくしらべます。
小学校低学年~高学年向き
目次
夜の雑木林
夜空へのとびたち
樹液をみつけた
樹液のレストラン
おすどうしのたたかい
おすとめすの出会い
昼の雑木林
カブトムシの産卵
幼虫がうまれた
幼虫の成長〔ほか〕
著者等紹介
岸田功[キシダイサオ]
1943年、東京都新宿区に生まれる。少年時代より昆虫に興味をもち、学生時代は学業のかたわら、ガ類の研究に没頭してきた。高校生のころから昆虫の写真を撮りはじめ、以後、各種図鑑、雑誌などにすぐれた昆虫生態写真を発表している。東京都立高等学校の化学の教諭として、長く実験実習を中心とした授業を意欲的に行ってきたが、のち昆虫生態写真の撮影に専念している。日本自然科学協会(SSP)会員
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感想・レビュー
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おゆ
5
【2歳9ヶ月】クワガタとカブトムシの見分け方は曖昧だけれど、卵から幼虫がうまれ、皮をぬぎながら成長し、黒光りするかっこいい姿になる、という一連のドラマは理解できた模様。「これなに?」から始まった読み聞かせが、いつのまにか「これなに、って(ぼくに)きいて」へと変わっていく。これはカブトムシのちっちゃいさん、これは少しお兄ちゃん、これはカナブン、と得意気に教えてくれる。虫が苦手な私には厳しい手合の本だけど、息子の目を通して少しでも新鮮な感動を味わいたい、共感したい。いつか本物を飼いたいと言い出す時のためにも。2017/08/21
yo
0
我が家にカブトムシの幼虫がやってきたので、図書館で借りてきた。とても分かりやすく写真つきで文章も子ども向けのよい本。2020/01/24