内容説明
「なんと、かわいそうなことを」おじいさんは、にげた子すずめをたずねて、「したきりすずめの、おやどはどこだ。したきりすずめの、おやどはどこだ」と、よびながら、山のおくへとはいっていきました。
著者等紹介
山下明生[ヤマシタハルオ]
1937年東京に生まれ、広島県能美島で育つ。京都大学文学部卒業。児童書編集を経て、70年に処女作『かいぞくオネション』(偕成社)を出版。以後、幼年童話、長編創作、英、仏語の翻訳と幅広く活躍し、『海のしろうま』(理論社)で野間児童文芸賞、『はんぶんちょうだい』(小学館)で小学館文学賞などを受ける。2004年紫綬褒章受章。熱海市在住
しりあがり寿[シリアガリコトブキ]
1958年静岡市生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社。1985年単行本『エレキな春』(白泉社)でデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、マンガ家として独自な活動を続ける一方、近年ではエッセイ、映像、ゲーム、アートなど、多方面に創作の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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