出版社内容情報
ある日、ぬいぐるみのくまたろうが、たんていやをはじめました。なぞを待っていると、うさぎがやってきました。家の前に知らない箱が置かれていて、わけがわからないというのです。箱の中に入っていたのは、バスの時刻表と、甘い香りのする包み紙、一番下にたんぽぽの花が一輪入っていました……。ぬいぐるみのくまが持ち主の留守に過ごしている世界のゆかいなお話。ぬいぐるみが心を持っていたら、と想像がふくらみます。
内容説明
ぬいぐるみのくまたろうが、たんていやをはじめました。さっそくなぞをもってきたのは、うさぎ。げんかんにはこがおかれていて、中には時こく表とあまいかおりのつつみ紙、たんぽぽの花が…。ぬいぐるみのくまたろうが、おかしなじけんのなぞをとく!
著者等紹介
さかまきゆか[サカマキユカ]
東京都生まれ。学生時代はデザインを専攻。卒業制作から独学で絵を描き続けている。『たんていくまたろう』が初の児童書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
22
書店で、表紙・タイトルに惹かれ、隣市予約。動物のくまでなく、ぬいぐるみのくまが主役。ぬいぐるみワールドではなく、人間も共存する世界という設定。「たんていや」を始めたくまたろう。最初の客のうさぎが現れ、謎の解明に乗り出す。ところどころの言い回し(くたびれた顔、鼻をならす、いぶかしく、などなど)が少し古めかしいし、謎の答えも、子どもにピンと来るのかな?と気になった。これが、初の児童書だそうだ。次作に期待。 2021/12/07
ケ・セラ・セラ
20
ぬいぐるみのくまたろうが探偵屋を始めました。謎を解く探偵屋なんて、ちょっとワクワクしますよね。人と動物とぬいぐるみが共存している設定も凄いけど、デパートのおもちゃ売り場で売られていたくまたろうがどうやって独り立ちしたのか、そこ最大の謎です。ふりがな付きで挿絵も多く低学年からの幼年童話と思われますが、「いぶかしく思っていた」とか「ひとりごちました」とか、ちょっと難しい言い回しが気になりました。2023/12/21
mntmt
12
くまたろうは一人暮らしのぬいぐるみ。2022/02/10
ゆ
12
くまたろうがうさぎに届いたなぞを解く絵本。タンポポを英語で言うとへの回答のヒツポンタスタスがツボ。2022/01/29
ほんわか・かめ
9
全ページにイラストがあり、絵本からの移行にぴったり。ぬいぐるみのくまたろうの言葉遣いが気取っていて、かえって好ましい。地の文でも《いぶかしい》《ひとりごちる》なんて使われているし(*^^*) 謎解き部分も心地よい。自分にぴったりのリボンは、ぬいぐるみにとって何よりも大切なアイテム♡ 低学年〜2025/08/17
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