出版社内容情報
住む国はちがっても、ボールを追いかける子どもたちの思いは世界共通。来るべきワールドカップ開催に向けて贈る、サッカーの素晴らしさを描いた感動の絵本。ニュースステーションでおなじみの川平慈英さんが心をこめて訳しました。＼（小学校低学年以上向）
内容説明
地球って、まるで大きなサッカーボールみたいだね。そうぞうしてみて！今、世界中でどれくらいの子どもたちが、サッカーをしてるんだろう？イギリスの午後１時を基準にして、ちょうど同じ時間に世界各地でサッカーをしている子どもたちを追ってみると…。住む国はちがっても、ボールを追いかける子どもの心は世界共通。
著者等紹介
ヴァイナー，ティム［ヴァイナー，ティム］［Ｖｙｎｅｒ，Ｔｉｍ］
１９６３年、イギリス、レスター州に生まれる。キャンバーウェル美術大学でグラフィックデザインを学び、王立美術大学で修士号を修める。１９９２年「Ｔｈｅ Ｓｔｏｌｅｎ Ｅｇｇ」、１９９３年「Ａｒｔｉｃ Ｓｐｒｉｎｇ」でＥａｒｔｈｗｏｒｍ賞を受賞している
川平慈英［カビラジエイ］
１９６３年、沖縄県に生まれる。１９８６年、舞台俳優としてデビュー。以降「雨に唄えば」「ラパンアジールに来たピカソ」「シューズ・オン」など数々の作品に出演。現在はテレビ、映画にも活動の場を広げている。テレビ朝日「ニュースステーション」でサッカーコーナーを担当。その親しみやすい笑顔と独特の語り口で、子供から大人まで幅広い世代にファンを持つ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぃ
13
まるいちきゅうのまるいいちにちのサッカー版という感じ。同じようにサッカーを愛している子どもたちなのに、生活環境の違いがサッカー生活の違いになってくる。サッカーシューズすらない子もいれば、クラブチームに所属する子もいる。でもみんなの夢は同じなんだね。サッカー好きな子もそうでない子にも、オススメです。2023/12/01
クリームソーダ
13
低学年読み聞かせ本。世界中の色々な国で、今、この時、子どもたちがワールドカップを目指してサッカーをしているよ！というお話。国が違えば時差もあり、環境も違う。世界を感じられる本。世界地図があると好奇心が広がりそう。私はレバノンの場所が分からなくて調べちゃいました。(^_^;) 2019/07/04
そらこ
4
2002年日韓でのワールドカップを前にした2001年出版。イギリス、イタリア、ブラジル、インドなど、世界の各地で、同じ時（時差があるから、それぞれ時刻は違う）に、ワールドカップを目指す子どもたちの姿を紹介する。ユニフォーム、シューズをそろえた子もいれば、半ズボン裸足の子も。ボールが一つあればどこでもできるサッカー。だから、広い世界まこれほど違う境遇の子たちが、同じように夢中二なるのだろう。サッカーを通して世界を知り、感じることがきる絵本。読み聞かせ7-8分。2019/10/25
Teruhisa Takii
2
どの時間帯でもサッカーは世界のどこかで行われているのか。2018/07/07
のん＠絵本童話専門
1
東京子ども図書館が色んなところでお薦めしているのを見かけたことのあるこちらの絵本。世界中のあらゆるところで、子どもたちがサッカーを楽しんでいる。文化も自然環境気候も豊かさも、何もかもが違うけれど、夢はみんな一つ、ワールドカップに出て優勝する選手になること。世界中の貧富の差を思い何とも言えない気持ちにもなるが、どんな環境でも同じサッカーがあり、子ども達には同じ夢がある。様々な壁を取り払うスポーツの可能性を感じる。2021/10/01
