出版社内容情報
山梨県の八ケ岳に引っ越した写真家の増田さんが、そこで出会ったニホンリスの愛らしくめずらしい生態を撮った、感動あふれる写真絵本。
小学校低学年以上向き
内容説明
森にすむニホンリスの子どもとの、感動的な出会いを綴った写真絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
57
動物写真家による、山梨県・八ヶ岳のふもとの家での、リスを追う生活の記録写真。とても用心深いニホンリスを撮影するため、少しずつ家の近くに餌付けして、家の中から撮影。やがて、木の皮をはいで、巣作りをするリスを発見。子リスをみるため、後をつけるも、すぐに逃げられてしまう。やっと巣を見つけたと思ったら、それを察してすぐに引っ越してしまう、と、苦労続き。そして、ついに一瞬の子リスとの邂逅・・・も、その後9年間、子リスに出会えず。息長く撮影された、かわいい子リスたちの魅力と、貴重な瞬間がいっぱい詰め込まれた絵本。2016/06/25
まみ
8
先日読んだ『シマリス』と同じように、カメラマン目線で語られるリスの暮らし。こちらはエゾリス、シマリスよりは地味で、夏毛の姿はネズミみたいだし冬毛の姿は小さいうさぎみたい。シマリスみたいにどんな写真を見てもきゅんとする!ということはないけれど、ジャンプしている姿をおなか側から撮った写真がとってもかわいかった。リスって跳ぶんだ・・・。リスが食べられた跡の、血や毛がたくさん散っている写真には自然で生きる厳しさを教えられる。子供がショックを受けていました。2010/04/05
おさと
2
リスくんかわいいよ、リスくん。でもなんかどこかで見たような写真だなぁと思ったら!そうか「オコジョのすむ谷」の写真家さんなのかー。もう何十年も前に見た本だけど…思い出しちゃった。2013/06/16