出版社内容情報
つりばしのむこうにきつねの女の子がいることを聞いて、きつねの男の子は、つりばしをわたる練習をはじめました…。
5歳から
★第11回路傍の石・幼少年文学賞
内容説明
つりばしの むこうに きつねの おんなのこが いることを きいて、きつねの おとこのこは、ひとり わたる れんしゅうを はじめました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うっちー
58
日経で中井貴恵さんが人生を変えた絵本と書かれていたので読破。私の吊り橋一番は四国のかずら橋です2021/08/31
わむう
31
長い吊橋の向こうに住んでいるというキツネの女の子に会いたくて、何回も橋を渡れるようにチャレンジするキツネ。椿の花を持って、真ん中まで頑張っていき、花を置いて帰ります。次の日に行ってみると花はなくなっていて、落ちたのかな?女の子が持って帰ったのかなと考えます。ちょっとずつ、少しずつできるようになればいいよと教えてくれる優しい本でした。2022/07/09
KEI
31
柳田邦男さんの本で知った本。深い谷川に架かる吊り橋、向こうにはどんな世界があるのかな?女の子のキツネが住んでいるいると聞いて、キツネの子・こんすけが渡る練習を始めます。いつか渡れる日を待っていたら、今の僕とおんなじぐらいのキツネの子に会えなくなっちゃう。こわごわ、三歩、毎日少しずつ進める様になって、半分まで来れた日にキツネの子はそっと呼び掛けます。「また いつか あそぼ。」そこで本を置いた途端、夢中になっていた6歳の孫娘、「え〜!終わっちゃうの〜!」でした(笑) 夢に向かって頑張るキツネの子がいいな。2017/12/06
かおりんご
30
読み聞かせ(163)きつねのこシリーズ。少しずつ挑戦していくところに共感したようです。きつねのおんなのこが出てきてほしかったという声が聞かれました。2016/10/05
aloha0307
28
川を見おろす谷間にかかる長いつりばし🌉で繰り広げられる きつねの子🦊こんすけの物語。つりばしをこわごわ渡ってくこんすけに自分の幼い頃が重ね合わさります🌸 ハッピーエンドでない意外な結末でした。できなかったこと、諦めたことがたくさんあった我が人生が思いやられしんみりとしました💧💧2021/09/09