出版社内容情報
空き家になっていた田舎のおばあさんの家でくらすことになった悠一は、そこで、樹齢100年以上の夏みかんの木、ふしぎなネコ、おばあさんがのこした「まほうのマーマレード」とそのレシピに出会います。悠一は、おばあさんのマーマレードのおいしさに感動し、「まほうのマーマレード」やジャムを作ることにします。けれど、つくったものは街では売れませんでした。落ち込んでいると、ふしぎなことがおき… !?
内容説明
空き家になっていた田舎のおばあさんの家でくらすことになった悠一さんは、そこで、樹齢100年以上の夏みかんの木、ふしぎなネコ、おばあさんがのこした「まほうのマーマレード」のレシピに出会います。そして「まほうのマーマレード」を待つ人たちのために、マーマレードやジャム作りをはじめます!
著者等紹介
茂市久美子[モイチクミコ]
岩手県に生まれる。会社勤務を経て執筆活動に入り、『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、ひろすけ童話賞受賞
ゆうこ[ユウコ]
大阪府に生まれる。京都精華大学芸術学部卒業。優しくあたたかな雰囲気・静かなたたずまい・おいしそうな食べ物・かわいらしい動物など、作品世界に引き込まれる装画・挿画を描き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆっき
28
「山猫マルシェへようこそ」シリーズの始まり。亡くなったおばあさんの家にある大きな夏みかんの木。古い空き家を訪れた悠一が見つけた「まほうのマーマレード」のレシピでジャムを作ることに。裏庭のお庭番でネコのミカンから案内され山猫マルシェへ。おばあさんからレシピだけではなく、夏みかんへの感謝の気持ちも受け取った悠一。これからシリーズを見守っていくのが楽しみです。2024/06/13
anne@灯れ松明の火
21
読友さんご紹介。茂市さんの新シリーズと知り、ワクワク予約。装画のゆうこさんは、初読み画家さん。素敵な絵。勤めていたジャム屋さんがつぶれた悠一は、空き家になっていた田舎のおばあさんの家でジャムづくりをすることになる。樹齢100年以上の夏みかんの木、ふしぎなネコ、おばあさんのレシピ……。さあ、うまく行くかな? お話はいいのだが、ページを開いた瞬間、妙に大きな活字とその割に漢字が多いことに、戸惑う。シリーズのようなので、次巻はこの違和感が解消されているといいのに、と思う。それとも、シリーズは揃っているのがいい?2024/07/14
花林糖
13
図書館本。天空村にある祖母の住んでいた家に越して来た悠一。その家で祖母の「まほうのマーマレード」のレシピを見つけジャムを作る事に。裏庭の夏みかんの木の前で出逢った猫に導かれ「山猫マルシェ」へ。茂市さんの物語なので安心して読めました。シリーズの今後が楽しみです。2024/06/17
mntmt
7
茂市久美子さんの新シリーズ!樹齢100年以上の夏みかんの木に降り注ぐスーパームーンの月光!まほうのマーマレード!ちょっぴり人見知りの主人公に共感しちゃう。続きが楽しみ!ネコもかわいいよ。2024/06/28
れい
4
【図書館】童話。失意の主人公が、亡くなったおばあちゃんの家に越してきてマーマレード作りを始める。ほっこりさせられる話で続編もできそうな予感。2024/06/28
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